【Wiseデビットカード】何日で届く?!届かない時、早めたい時の対処法もご紹介します!
2024-08-02
Wiseデビットカードは、海外決済に便利な多通貨デビットカードです。1つのアカウントで40種類以上の通貨を保有でき、手数料無料で決済したり、海外のATMで現金を引き出したりできます。
留学や出張、海外旅行など、これから海外へ赴く方には、ぜひ作ってほしいデビットカードです。しかし、出発までの時間が迫っているという場合もあるでしょう。
そこで、今回は、実際にWiseデビットカードを注文し、何日で届くか検証しました。配送を早める方法や、カードが届かないときの対処法なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【結論】Wiseデビットカードは普通郵便でも6日で到着した!
私がWiseデビットカードを注文したのは2024年6月26日。そして、届いたのは7月2日!普通郵便にもかかわらず、たったの6日間で到着しました。(届け先は千葉県)
これだけスピーディーに届けば、急な海外出張などでも間に合うかもしれません!さらに配送を早めたい場合は、3営業日以内に到着する速達も利用可能です!
速達のシステムについては、後ほど解説していきますので、お急ぎの方はチェックしてみてくださいね。
Wiseデビットカードとは?
画像引用:WISE
Wiseは、世界中へ送金、支払い、両替を従来の銀行よりも低い手数料でおこなえる多通貨口座を提供する金融サービスです。
海外送金だけでなく、マルチカレンシー口座(多通貨口座)やWiseデビットカードといったサービスも提供しています。
Wiseデビットカードは、海外旅行やオンラインショッピングで、現地の通貨でお得に支払いができるデビットカードです。
Wiseデビットカードでできること
Wiseデビットカードのおもなサービスは以下の5つです。
- 40種類以上の通貨での支払い
- 世界300万台以上のATMでの現金引き出し
- コンタクトレス決済(非接触型決済)
- 安い両替手数料での支払い
- 日本国内の決済
1.40種類以上の通貨での支払い
Wise(ワイズ)の海外デビットカードは、40種類以上の外貨で支払いできます。現金と違って、海外旅行の際に事前に両替する必要がないので手間なしです。
決済できる通貨は、下記の通りです。
1. 日本円 | 2. メキシコ・ペソ | 3. 英ポンド | 4. タイ・バーツ |
5. ユーロ | 6. 米ドル | 7. カナダ・ドル | 8. インド・ルピー |
9. オーストラリア・ドル | 10. デンマーク・クローネ | 11. ノルウェー・クローネ | 12. フィリピン・ペソ |
13. インドネシア・ルピア | 14. スウェーデン・クローナ | 15. ルーマニア・レイ | 16. イスラエル・シェケル |
17. ウクライナ・フリヴニャ | 18. ベトナム・ドン | 19. ジョージア・ラリ | 20. エジプト・ポンド |
21. バングラデシュ・タカ | 22. アルゼンチン・ペソ | 23. ハンガリー・フォリント | 24. ロシア・ルーブル |
25. シンガポール・ドル | 26. トルコ・リラ | 27. 南アフリカ・ランド | 28. ナイジェリア・ナイラ |
29. ケニア・シリング | 30. スリランカ・ルピー | 31. 香港ドル | 32. クロアチア・クーナ |
33. モロッコ・ディルハム | 34. ニュージーランド・ドル | 35. アラブ首長国連邦・ディルハム | 36. ブルガリア・レフ |
37. スイス・フラン | 38. チリ・ペソ | 39. ネパール・ルピー | 40. 中国・元 |
41. チェコ・コルナ | 42. ペルー・ソル | 43. ポーランド・ズウォティ | 44. パキスタン・ルピー |
2.世界300万台以上のATMでの現金引き出し
Wiseデビットカードは、世界175か国以上、300万台以上のATMから現金を引き出せます。
手数料は、毎月2回、合計3万円まで無料。その後は出金ごとに70円かかります。また、出金額が3万円を超えた場合は、3万円を超えた金額の1.75%の手数料が発生します。
1か月あたり3万円未満 | 1か月あたり3万円以上 | |
毎月2回まで | 無料 | 3万円を超えた金額の1.75% |
3 回以上 | 1回の出金あたり70 円 | 70円+ 3万円を超えた金額の1.75% |
3.コンタクトレス決済(非接触型決済)
2024年7月現在、日本で発行したWiseデビットカードは、Apple PayやGoogle Payに対応していません。しかし、Wiseデビットカードのリアルカードがあれば、コンタクトレス決済が可能。現金を持ち歩く必要がなく大変便利です。
ランニングやサイクリングなど、身軽に出かけたいときなどに活躍してくれます。
4.安い両替手数料での支払い
Wiseの口座に外貨を保有していると、手数料無料で外貨で支払いができます。
たとえば、米ドルを持っていれば、米ドルでの支払い時に手数料がかかりません。また、外貨を持っていなくても、Wiseのデビットカードを使えば、日本円などの通貨から自動的に安い手数料で両替して支払いできます。
このときの両替レートはリアルタイムの為替レートを適用するため、為替手数料を心配する必要もありません。
ハワイで1,000ドルの買い物をする場合、すでに米ドルを持っていれば手数料は無料!日本円から両替する場合でも、手数料は約0.5%(約5ドル)で済みます。
日本の銀行のカードだと1.6%〜3%の手数料がかかることが多いため、Wiseデビットカードならば、3〜6倍お得に両替できることになります。
5.日本国内での支払い
Wiseデビットカードは日本国内でも利用可能です。旅行がキャンセルされた場合や外貨が残っている場合でも、少額の手数料で日本国内で支払いができます。旅行から帰ってきた後、余った外貨を日本円に両替する手間がかかりません。
Wiseデビットカードの作り方と有効化
Wiseデビットカードは、アプリから簡単に作成できます。手順は以下の通りです。
Wiseのアカウントは無料で開設でき、また年会費やサブスクリプション料金などもかかりません。カードの発行には1回限り1,200円の手数料がかかります。
- Wiseアカウントを開設
- 本人確認を完了させる
- Wiseアプリまたはアカウントにログイン
- 「カード」タブを選択
- Wiseデビットカードを注文
- カードが手元に届いたら有効化(アクティベート)する
このように届きます。カードをアクティベート(有効化)するときに入力する6ケタの数字が記載されています。
Wiseアカウントにログイン→「カード」を選択→「今すぐ有効化する」をタップ
カードと一緒に届いた紙に記載された、6ケタのコードを入力
6ケタの数字を入力し、「今すぐ有効化する」をタップすれば完了です。
Wiseのアカウント作成とWiseデジタルカードの発行手順は、「Wiseデジタルカードの発行は超簡単!実際に使った感想もご紹介します!」で詳しく解説しています。
これからアカウント作成する方は参考にしてくださいね。
Wiseデビットカードの使い方
Wiseのアカウントに資金をチャージする方法と、不正利用のリスクを避けるための凍結の方法をご紹介します。
Wiseデビットカードの入金方法
Wiseデビットカードを支払いで使用する場合、あらかじめ自分のアカウントに現金をチャージしておく必要があります。
日本で発行したWiseデビットカードの入金方法は、他のデビットカードからか銀行振込です。
デビットカードでチャージする方法
ホーム画面から「資金をチャージする」をタップ
金額と入金に使う通貨を選択→続行をタップ
入金方法の中から「デビットカード」を選択→カード番号を入力すればチャージ完了です。
入金に利用できるのはVisa、Mastercard、一部のMaestroのデビットカードのみで、3Dセキュアが有効になっている必要があります。American Express(AMEX)カードは受付できません。また、Wiseアカウントとカードの名義が一致している必要があります。
手数料は、チャージする通貨によって変わります。手数料がいくらかかるのか画面に表示されますので、確認してからチャージしましょう。手数料を節約したい方は、銀行振込がおすすめです。手数料無料でチャージできます。
銀行振込でチャージする方法
銀行振込で入金する際には、名義がWiseアカウントに登録された名前と一致する銀行口座から振込を行う必要があります。銀行振込でのチャージは手数料がかかりません。
- Wiseアカウントからチャージしたい通貨の残高を開く
- 「チャージする」を選択
- 金額と入金に使う通貨を選択
- 入金方法の中から「銀行振込」を選択
この段階で、Wiseの銀行口座情報と会員番号が表示されます。この口座情報にあてて銀行振込を行うため、この情報をメモしておきましょう。
銀行口座から振込手続きをすれば完了です。入金が完了し次第、メールで連絡があります。
Wiseデビットカードを凍結する方法
Wiseデビットカードは利用ごとに、カード情報を凍結しておけます。不正使用のリスクを抑えるために、必ず凍結しておきましょう。
1.ホーム画面から「カード」をタップ→凍結したいカードを選択
2.カードを凍結するをタップ
凍結すると、このように表示されます。
カードを利用するときは、「カードの凍結を解除する」をタップします。
Wiseデビットカードの配送を早めたいときは?
Wiseデビットカードの配送方法は普通郵便のほかに速達があります。配送をスピードアップしたい場合は、追加料金を支払うことで速達サービスに変更できます。
速達が使える国
イギリス、欧州経済領域(EEA)、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、 フィリピン 、日本
速達のシステム
速達サービスを利用すると、カードの作成後、3営業日以内に対面の受け渡しで配送してくれます。配送会社はDHLです。
カードの配送時、受取人が不在の場合、1度は再配送してくれます。ただし、2回目の配送時に不在の場合は、カードはWiseに返送され、破棄されてしまいます。
この場合、配送手数料の返金はしてもらえません。1度目の配送で受け取れるようスケジュールを調整しておきましょう。
速達の手数料
速達手数料は、カードの注文時に追加の手数料として表示されます。送料はカードの配送先によって異なりますが、1,298円〜となっています。
速達の追跡番号
速達での配送を希望した場合、メールまたはSMSで追跡番号(トラッキングナンバー)が送信されます。配達状況はDHLのウェブサイトで追跡できます。
Wiseデビットカードが配送予定日を過ぎても届かないときは?
注文したWiseデビットカードが配送予定日を過ぎても届かない場合の対処法をご紹介します。
一般的な配送にかかる日数
配送予定日はWiseアカウントの「カード」から確認できます。
地域ごとのカードの配送にかかる一般的な日数は以下の通りです。
国 / 地域 | 通常の配送時間(営業日単位) |
オーストラリア | 7~14日 |
ブラジル | 5~7日 |
カナダ | 14日以内 |
欧州経済領域(EEA) | 14日以内 |
日本 | 7~10日 |
マレーシア | 5日以内 |
ニュージーランド | 7~10日 |
フィリピン | 9~18日 |
シンガポール | 3日 |
イギリス | 2~6日 |
アメリカ | 14~21日 |
配送予定日を過ぎてもカードが届かないときの対処法
Wiseのアカウントに表示されているカードの配送予定日は、多少前後することがあります。2〜3日待ってみて届かないようであれば、下記の手順で新しいカードを注文しましょう。
配送先住所の確認
まず、配送先住所が正しく入力されているか確認しましょう。配送予定日の横に住所が記載されています。 住所に間違いがないことをご確認ください。 住所に誤りがある場合は、配送先住所を変更して再度カードを注文します。
新しいカードを発行する
- Wiseアカウントにログインして「カード」タブを開く
- 配送を待っているカードを選択→配達予定日をタップする
- 下部の「カードを受け取っていません」をタップ
- 「新しいカードを注文する」をタップ
Wiseデビットカードの有効期限が近くなったら?
Wiseデビットカードの有効期限は、有効期限が切れる月の最終日までです。新しいカードは、有効期限の6か月前から注文できます。
また、カードを定期的に利用している場合、有効期限の2か月前に新しいカードをご注文するようにお知らせが届きます。期限切れカードの交換は無料です。
交換の手順は以下の通りです。
- アプリホーム画面から「カード」をタップする
- 「カードを交換する」をタップする
- 配送先住所を入力してカードを注文する
- カードに記載される名前の表記を選択する
- 手続き完了「お客様のカードは発送中です。」と表示される
新しいカードが届き有効化したあとは、古いカードをモバイルウォレットから削除し、新しいカードを追加してください。
また、Wiseデビットカードで支払っている店やサブスクリプションに登録されているカード情報を忘れずに更新してください。
Wiseデビットカードは普通郵便でも6日で到着!速達を使えばさらにスピーディーに!
画像引用:WISE
今回は、Wiseデビットカードが何日で届くか検証しました。結果は、普通郵便にもかかわらず6日間で到着!とてもスピーディーでした。これなら、急な海外出張などでも対応できそうです。
さらにお急ぎの場合は速達も使えるので安心。海外からの配送はきちんと届くか不安!という方にもおすすめです。
Wiseデビットカードは、海外での使用はもちろん、日本にいても海外ECサイトなどでお得に決済できます。
また、格安の手数料での海外送金も可能!留学中のお子様への仕送り、海外赴任しているご家族とのお金のやり取りなどで活躍してくれます。安全でお得な決済を毎日の生活に取り入れてみませんか?