海外で使えるおすすめデビットカード3選|手数料やメリット徹底解説
2023-10-01
「海外で使えるおすすめのデビットカードを知りたい」
「海外ではクレジットカードとデビットカードどちらのほうがよい?」
上記のように悩んでいる方もいるでしょう。
海外への旅行や留学などに行く際、どのようなカードを持つのがよいのか、わからないと不安になります。
海外での買い物や飲食店でデビットカードを使うと、クレジットカードより手数料がかからず節約できてお得です。
本記事では、海外でおすすめのデビットカード・選び方や使い方、クレジットカードとデビットカードのメリットやデメリットを解説します。
海外で使えるデビットカードを探している方や、クレジットカードと比べてどちらがよいか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【決定版】海外で使えるおすすめデビットカード3選
海外で使えるおすすめなデビットカードは、次の3枚です。
それぞれのデビットカードは外貨を預金でき、口座内で余計な手数料をかけずに両替できる点が大きなメリットです。
海外で使えるデビットカードを厳選して3枚紹介します。
Revolut
発行費用 | 無料、2枚目以降は送料が発生 |
還元率 | – |
国際ブランド | Visa |
発行スピード | 1週間程度 |
海外事務手数料 | 無料 |
両替手数料(為替スプレッド含む) | 平日:約0.5% 休日:約1.0% |
海外ATM手数料 | 月25,000円までの引き出し無料 超過分に対して2.0% |
Revolutのデビットカードは海外事務手数料が無料で、入金しておけば海外のさまざまな国で、お得にカード決済ができます。
海外ATMでの引き出しも月25,000円まで無料なため、現金が必要なときでも手数料をかけずにお金を用意できて便利です。
Revolutは、ほかにも次のようなメリットがあります。
- アプリで24時間365日両替可能
- 使い捨てバーチャルカードを発行可能
- 海外送金がお得
- 為替レートが確認可能
海外のさまざまな国へ行き、よく両替をする方はRevolutで手数料を抑えて、お得かつ便利にカードを使いましょう。
Revolutのデビットカードがおすすめな方
- 海外での両替手数料を節約したい方
- 海外での買い物・仕入をよくする方
Wise
発行費用 | 1,200円(税込) |
還元率 | – |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
発行スピード | 1~2週間程度 |
海外事務手数料 | 無料 |
両替手数料(為替スプレッド含む) | 約0.6%〜1.9% |
海外ATM手数料 | 毎月2回、月3万円相当までの引き出し無料 3回目以降、1回あたり70円 月3万円超過分×1.75% |
Wiseのデビットカードは50以上の通貨を管理でき、南アフリカ のランドやルーマニアのレイなど、マイナーな通貨を取り扱える点が優れています。
両替手数料も0.6%~1.9%と、一般的なデビットカードや両替所と比べて格安なため、手数料を抑えられてお得です。
ほかにもWiseのデビットカードには、次のようなメリットがあります。
- 毎月2回、月3万円までの引き出しはATM手数料無料
- お金の管理がアプリで簡単
- 海外送金や受け取りがお得
- バーチャルカード発行可能
海外でカード決済やATMを使う際は、手数料がお得で節約できるWiseのデビットカードが便利です。
Wiseのデビットカードがおすすめな方
- 海外のさまざま国に頻繁に行く方
- 海外送金や受け取りの手数料を抑えたい方
SonyBankWallet
発行費用 | 無料 |
還元率 | 0.5%~2.0% |
国際ブランド | Visa |
発行スピード | 1週間~10日程度 |
海外事務手数料 | 無料 ※ただし、利用する外貨口座の残高がない場合、不足金額×1.79% |
両替手数料(為替スプレッド含む) | 約1.0% |
海外ATM手数料 | 出金金額の1.79% ※対象外貨口座未開設の場合、1出金あたり+220円 |
ソニー銀行が発行しているデビットカード、SonyBankWalletは海外で使えるように特化しています。
外貨口座を開設しておけば海外でのATM手数料は無料で、外貨の残高が足りないとき、自動的に円から充当する「円からアシスト」がおすすめです。
「円からアシスト」は買い物やATMの引き出しで、外貨の残高が足りないときに使えて、手数料が1ドルあたり15銭と格安です。
ほかにも、SonyBankWalleには次のようなメリットがあります。
- 10以上の通貨を1つのアカウントで管理
- 海外事務手数料が1.79%
- 国内で使うと0.5~2.0%のキャッシュバック
- 15歳から発行可能
アメリカやヨーロッパなど、SonyBankWalletでの外貨口座が開設できる国へ行く方は、カードを活用して節約しましょう。
Wiseのデビットカードがおすすめな方
- 海外留学で親からの仕送りを受け取りたい方
- 外貨口座開設ができる国によく行く方
海外で使うデビットカードは手数料を比較して選ぶ
海外で使うデビットカードは、手数料を比較して選ぶ方法がおすすめです。
本記事で紹介した3枚のデビットカードの各種手数料を比較しましょう。
カード名 | 外貨決済 (海外事務手数料+両替手数料) | 海外ATM利用 (両替手数料+海外ATM利用手数料) |
Revolut | 平日:約0.5% 休日:約1.0% | ・月25,000円までの引き出し無料 ・超過分に対して2.0% |
Wise | 約0.6%〜1.9% | ・毎月2回、月3万円相当までの引き出し無料 ・3回目以降、1回あたり70円 ・月3万円超過分×1.75% |
SonyBankWallet | 約1.0%~2.79% | 出金金額の1.79% ※対象外貨口座未開設の場合、1出金あたり+220円 |
自分に最適なカードはどの国でいくら使うかや、留学や旅行・出張での一時的な滞在など、さまざまな要因により異なります。
今回厳選して紹介した3枚から、自分に最適なデビットカードを見つけて、便利かつお得に活用してください。
海外でのデビットカードの使い方
デビットカードを海外で使う方法はシンプルで、カードで決済するかATMで現金を引き出すかどちらかです。
海外でのデビットカードの使い方を解説します。
デビットカードで決済する
デビットカードは、クレジットカードと同じように決済で使えます。
支払う際に、「Visa/Mastercardで」と伝えたあと、カードを挿入して暗証番号を入力するかサインをします。
また、最近ではタッチ決済や、モバイル決済のApple PayやGoogle Payと連携させて、スマートフォンをかざすだけでよいデビットカードもあり便利です。
海外では利便性や安全性の高い、コンタクトレス決済を活用しましょう。
デビットカードでATMから現金を引き出す
デビットカードは銀行のキャッシュカードのように、海外のATMから現金を引き出すときに使います。
海外では基本的にカード決済でも、現金が必要なシーンが少なくありません。
自分のデビットカードの国際ブランドを確認し、VisaやMastercardに対応したATMを探して現金を引き出しましょう。
画面に出る指示に従い、暗証番号を入力すれば日本と同じように現金が引き出せます。
海外ではデビットカードとクレジットカードどちらがよい?
海外ではデビットカードとクレジットカード、どちらのほうがよいか悩む方も多いでしょう。
お得さでいえばデビットカードですが、何を重視するかで異なるため、メリットとデメリットを比較しましょう。
デビットカードとクレジットカードのメリット
海外で使う際、デビットカードの一般的なメリットは次のとおりです。
紛失や盗難のリスクを減らせるなど、クレジットカードとの共通したメリットは省いています。
デビットカードのメリット
- クレジットカードと同様にカード決済ができる
- 使いすぎる心配がない
- クレジットカードより海外事務手数料が安い
- 海外ATMから手数料を抑えて現金が引き出せる(限度額あり)
- 15歳から持てるカードがある
- 審査が厳しくない、またはない
- 年会費がかからない
※すべてのカードに当てはまる訳ではありません。
クレジットカードとは異なり、15歳から利用できるデビットカードがありますが、本記事で紹介した3枚のなかでは、SonyBankWalletが該当します。
海外で使う際の、クレジットカードの主なメリットは次のとおりです。
クレジットカードのメリット
- 海外旅行傷害保険が付帯している
- 海外ATMでキャッシングができる
- ポイント還元率が高い
- 不正利用に対する補償がある
※すべてのカードに当てはまる訳ではありません。
海外のATMを利用したクレジットカードのキャッシングは、残高がなくてもお金が引き出せて、両替より安くなるケースも多数あります。
お得さや便利さを求めるのであれば、デビットカード一択ですが、特典や補償を重視する方はクレジットカードがよいでしょう。
デビットカードとクレジットカードのデメリット
次に海外で使う際、デビットカードの一般的なデメリットを見てみましょう。
デメリットでもATMのトラブルリスクがあるなどの、クレジットカードとの共通した点は省いています。
デビットカードのデメリット
- デビットカードでは使えない場所がある
- 特典がない、または少ない
- 還元率が低い、またはない
- 海外旅行傷害保険がない
- デポジット(保証金)が必要
- 出金しかできない
- 残高以上の買い物ができない
- キャッシングができない
※すべてのカードに当てはまる訳ではありません。
デビットカードは海外での手数料が安く済む一方、特典やポイント還元などはなくシンプルです。
クレジットカードを海外で使う際のデメリットは、次のとおりです
クレジットカードのデメリット
- 海外で使うと手数料が高い
- キャッシングの利息を支払う必要がある
- 使いすぎる可能性がある
- 年会費がかかる
- 現金ではないと支払えない場所がある
- 限度額を超えると使えなくなる
- 有効期限がある
- 滞納で信用情報に傷がつくおそれがある
※すべてのカードに当てはまる訳ではありません。
クレジットカードは手数料や年会費がかかりますが、特典やポイント還元があります。
海外旅行・留学・出張などに行く方は、手数料対策としてデビットカードを用意すると、余計なコストをかけずに節約できてお得です。
海外で使えるデビットカードに関するよくある質問
海外で使えるデビットカードに関してよくある質問をまとめました。
気になる質問や疑問に感じる点があれば、ぜひ参考にしてください。
Visaや三菱UFJなどのデビットカードは海外では使えないですか?
デビットカードは種類を問わず海外でも、クレジットカードと同じようにカード決済に使えます。
デビットカードの国際ブランド加盟店であればカード決済ができ、対応しているATMからお金が引き出せて便利です。
なかにはデビットカードが使えない場所や国がありますが、デビットカードはATMでお金が引き出せるので問題ありません。
海外旅行はデビットカードだけで行けますか?
デビットカードだけで海外旅行に行くのは、問題ありません。
口座残高が十分にあり、主要な国であればデビットカードだけでも、カード決済やATMでの出金ができます。
おすすめなデビットカードは、Revolutです。
ただし、念のためもう一枚か、クレジットカードなどを用意すると安心でしょう。
デビットカードに海外旅行保険が自動付帯しているものはありますか?
デビットカードに海外旅行傷害保険が自動付帯しているものもありますが、年会費や海外事務手数料が高い傾向があります。
海外で手数料を抑えたければ、本記事で紹介したデビットカードがおすすめです。
不安な方はクレジットカードの海外旅行傷害保険を活用するか、別で海外旅行保険を契約しましょう。
まとめ:海外でデビットカードを使うとお得で便利になる
海外でおすすめのデビットカード3選や選び方、手数料比較やメリット・デメリットを解説しました。
デビットカードはクレジットカードより、海外事務手数料やATM手数料などを大きく節約でき、便利でお得に活用できます。
海外で使えるおすすめのデビットカードは、次の3枚です。
海外旅行や留学、出張へ行く方は、手数料対策としてデビットカードを一枚発行しておきましょう。