【徹底解説】Appleアメリカ版サイトからiPhone15を失敗せずに買う方法!

2023-11-13

apple_america_site

引用:Apple.com

Appleの製品は、高級感のあるデザインと品質、使いやすさで世界中で人気があります。

MacやiPadのコンピューター、スマートウォッチの元祖AppleWatch。AirPodsやHomePodなどさまざまな商品を展開しています。

特にiPhoneは、日本での使用率は67%以上(2022年5月時点)と、圧倒的な支持を得ています。新製品が発売されるとアップルストアの店頭に行列ができるシーンを度々見かけますね。

一方で、iPhoneは価格が高いのがネック。少しでも安く購入したい。と考える人もいるでしょう。

そこで、今回の記事では、Appleのアメリカ版サイトから安くiPhoneを購入する方法をご紹介します。

アメリカで購入したiPhoneが日本では使えなかった!というような失敗を避けるコツ、そして、代金をなるべく安くする支払い方法も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

結論

  • Appleアメリカ版サイトからは、日本へ直接商品を購入・仕入れることができない
  • 購入代行会社へ依頼すると割高となるため、アメリカ在住の家族・友人に購入を依頼し、帰国時に日本へ持ち込む方法がおすすめ
  • 購入代行会社に頼むのであれば、2万円節約が期待できる$1=93.8~107.4円の時がおすすめ

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  • 海外旅行でのiPhone15購入ガイド:為替レートとお得なタイミング(後日公開予定)
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Appleアメリカサイトが日本から購入できない理由

Appleのアメリカ版サイトから日本へは直接購入ができません。理由は以下の通りです。

Appleアメリカサイトは日本へ発送していない

Appleのオンラインショップで購入した商品は、海外に発送できません

アップルストアは、2021年5月の時点で世界中に500店舗を展開し、日本国内だけでも10店舗があります。そのため、日本で使用するための商品は、日本で購入できる体制が整っているということでしょう。

アメリカ版サイトApple.comの配送ポリシーにも、

「Apple からオンラインで購入した商品は、米国本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ内に発送されます。私書箱の住所、米国領土、または米国外の住所には発送できません。」

との記載があります。

Appleアメリカサイトでは日本のクレジットカードが使用できない

Appleのオンラインショップは、他国で発行されたクレジットカードは使用できません

アメリカ版Appleのオンラインショップでは、日本で発行されたクレジットカードで決済に進むとエラーが出てしまいます。

また、クレジットカードの所有者の住所が日本で、配送先がアメリカだと、注文が自動でキャンセルされるケースがあるようです。

たとえば、アメリカのAppleのオンラインショップは、アメリカ国内しか配送していません。そのため、転送サービスを利用する人もいます。

転送サービスは、転送業者がアメリカ国内で顧客の荷物を代理で受け取り、日本へ発送してくれる個人輸入の代行サービスです。

しかし、この場合、配送先は転送業者のアメリカの住所で、クレジットカードの所有者の住所が日本のため、キャンセルされてしまう可能性があります。

Appleは、クレジットカードの不正使用の防止の目的で、このような仕組みを取り入れているようです。

AppleアメリカサイトでiPhoneを購入する際の条件

アメリカで購入したiPhoneを日本で使用する場合は、2つの条件があります。

技術基準適合証明を取得したモデル

日本国内で通信に電波を使う機器を使用する場合、技術基準適合証明を取得している機器でなければ違法になる可能性があります。

技術基準適合証明は、電波法令の技術基準に適合していることを証明するマークです。

電波を利用する機器とは、スマートフォンWi-Fi対応のルーターBluetoothのワイヤレスイヤホンなどです。

iPhoneの本体には、技適マークは表示されていません。iPhoneが取得している認証マークを調べるためには、設定⇒一般⇒認証を開き確認します。

技適マークは、このようなマークで、iPhoneにも平成7年からの新しいデザインの技適マークが付いています。

Technical_standards_conformity_certification

引用:総務省電波利用ホームページ「技適マークのQ&A」

また、技術基準適合証明を取得している機器は、総務省の電波利用ホームページ「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で検索できます。

技適マークが付されたiPhoneかどうか事前に確認しておくと安心です。

日本の携帯電話ネットワークと互換性がある

ドコモ、au、ソフトバンクなどの各キャリアは、それぞれ異なる周波数帯(バンド)を利用してインターネットにつながっています。

そして、スマートフォンも対応する周波数帯が異なるため、購入したいiPhoneが、自分の契約しているキャリアの周波数帯に合っていることを確認してから購入しましょう。

AppleアメリカサイトからiPhoneを購入する方法

iPhone15Pro

引用:Apple.com

このように、Appleアメリカサイトから商品を購入するためには、いくつかのポイントをクリアしなければなりません。

代理購入サービスを利用する

購入者と配送先の住所を一致させるために、商品を代理で購入してもらうサービスがあります。代理購入サービスの業者が、商品を購入、検品し、日本へ発送してくれますので、手間がかかりません。

US-BUYER.comは、日本人スタッフが対応してくれるので、英語が分からない人も安心して利用できます。また、倉庫がオレゴン州にあるため、アメリカ国内の消費税がかからないのも魅力。

US-BUYER

引用:US-BUYER.com

料金は、商品代金+アメリカ国内の送料+手数料+日本への送料+関税と消費税です。

手数料は以下の通り。手数料が20%かかるブランドもありますので、ホームページを参照してください。

商品合計額手数料(商品の合計額に対して)
$1000未満15%($8~)
$1000~2000未満12%
$2000以上10%

アメリカに在住の家族や友人に代理で購入してもらう

最も確実で安く購入できるのは、アメリカ在住者のご家族・友人に購入依頼し、郵送または帰国時に日本まで届けてもらうことです。

業者に依頼すると手数料がかかり、思ったより高くなってしまう場合もあります。また、すぐに連絡を取り合えるので、商品の状況をすぐに確認できて安心です。

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【徹底分析】金銭的にも輸入すべき?どの為替レートならお得?

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iPhone 15本体価格は、アメリカのApple Storeで購入した場合、日本より1万〜4万円ほど安く購入できます

しかし、アメリカのApple StoreからiPhoneを日本に配送する場合は、送料や消費税などがかかります。

これらの金額を考慮して、アメリカのApple StoreでiPhoneを購入するべきかを検討する必要があります。

引用:apple.com

【参考】Apple Store(アメリカ)

2023年10月30日現在、アメリカのApple Storeで販売されているiPhone 15の価格は、以下のとおりです。

iPhone 15$799(約11万9,850円)
iPhone 15 Pro$999(約14万9,850円)
iPhone 15 Pro Max$1199(約17万9,850円)
※1ドル=150円換算

【参考】Apple Store(日本)

一方、日本のApple Storeで販売されているiPhone 15の価格は、以下のとおりです。

iPhone 1512万4,800円
iPhone 15 Pro15万9,800円
iPhone 15 Pro Max18万9,800円

【iPhone15】アメリカ政府へ支払う税金

 アメリカでは小売業が最終消費者に販売した際に発生する消費税売上税(SalesTax)が導入されています。
売上税は❶商品を購入した州・地域及び❷品目により異なります。また、❸州外に郵送した場合、使用税(購入した州と使用する州の税額の差分を埋めるため)が適用される場合があります。

 これらの税率は様々な要素により異なりますが、一般的に10%前後であるため、本記事では米国政府へ支払う売上税(使用税等を含む)10%と定義します。

【iPhone15】日本政府へ支払う消費税・関税・通関手数料はいくら?【個人輸入編】

通常、海外から商品を個人輸入した場合、通関時に関税や消費税、通関手数料がかかります。iPhone15を個人輸入した時にかかる税金などは、以下の通りです。

本体価格$799(約11万9,850円)
課税価格(購入価格の60%・100円単位は切り捨て)11万9,850円×60%=71,000円
❶関税0円
❷消費税(課税価格の10%)
※10円単位は切り捨て
71,000円×10%=約7,100円
❸通関手数料(配送業者により異なる)約1,000円
合計約8,100円

関税

携帯電話を個人輸入した場合、関税はかかりません。

関税は、品目で税率が決まっており、税関の「輸入統計品目表(実行関税率表」によると、携帯電話は無税となっています。

消費税

個人輸入の商品にも消費税がかかります

消費税の計算方法は、(課税価格+関税額)×消費税率10%です。

個人で利用する商品の場合、課税価格が1万円以下であれば非課税です。つまり、商品の価格が16,667円以上の場合にかかるということです。

通関手数料

海外から輸入した商品の通関手続きには通関手数料がかかります。通常、FedExやDHL、ヤマト運輸などの配送業者が、通関手数料を立て替えて、後で受取人に請求する仕組みになっています。

金額は1件1,000円、立て替え額の2%など、宅配業者によって設定されています。

支払い方法は、荷物が届いたときに配達員に直接現金で支払う場合や、後日、封書で請求書が届いて銀行振り込み、メールで決済URLが届いてクレジットカードで決済する方法などがあります。

【参考】事業輸入の場合は税金が高くなる?

iPhone15を複数台個人輸入した場合、税金が高くなる可能性があります

理由は、輸入した商品が個人で使用する量として適切ではない、と判断されることがあるからです。

関税の計算方法は、輸入の目的が個人使用か、事業目的かによって変わってきます。個人使用の場合、課税対象は商品の代金の60%です。しかし、事業目的の場合の課税対象は、商品の代金の100%+送料+保険料になります。

つまり、個人使用のための輸入の方が、事業目的よりも大幅に関税・消費税を安くできます。

税関が、事業目的だと判断する基準は、以下のような点が挙げられます。

  • 配送先が、会社名(屋号)になっている
  • 同じ商品を何回も輸入している
  • 個人で使うにしては量が多い

スマートフォンについては、最新の機種が未開封で、複数台まとめて同梱されていると、転売目的と判断されるケースがあるようです。

また、課税価格が20万円を超える場合は、税関に輸入申告をする必要があります。

課税価格が20万円を超える商品が海外から到着した場合、宅配業者から荷物の受取人に、通関手続に関する書類が送られてきますので、案内に従い手続きを行ってください。

参考:税関「税関への申告が必要な国際郵便物の案内」

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【iPhone15】アメリカから日本へ送った時の送料は?

アメリカから日本への国際配送を行う企業はたくさんあります。今回は、以下の点をクリアした配送業者の運賃を比較しました。(iPhone15本体1台梱包込みで500gとしています。)

  • 荷物の追跡ができる
  • 商品の紛失・破損に対する保障が付いている
  • リチウムイオン電池の国際配送に対応している
USPS(アメリカの郵便局)プライオリティメール・
インターナショナル
$46.5~62.2
FedEx$146~153
DHL$101

2023年11月10日現在の各社の料金表(料金計算ツール)によると、USPSのプライオリティメール・インターナショナルの専用ボックスを利用して発送した場合が、$46.5と一番お得なことが分かりました。

【iPhone15】全部でいくらかかる?料金シミュレーション

iPhone15($799)を1台購入し、日本へ送る際にいくらかかるのかシミュレーションしてみましょう!

費用項目代行会社友人+郵送友人+持込
商品代金$799$799$799
米国 売上税(10%)$80$80$80
米国内郵送料$0$0$0
代行業者手数料(15%)$120$0$0
国際郵送料$47$47$0
保険$16$0$0
日本 関税$0$0$0
日本 消費税
(課税価格の10%)
$48$48$0
日本 通関手数料(千円)$7$7$0
合計金額(USD)$1,117$981$879

代行会社へ依頼した場合

商品代金($799)+米国売上税($80)+アメリカ国内の送料($0)+代行業者の手数料($120)+日本への国際郵送料($47)+保険($16)+ 日本関税($0)日本消費税($48)+通関手数料($7)=合計$1,117

友人に郵送を頼んだ場合

アメリカ在住の友人に商品を購入してもらい、日本へ送ってもらった場合の料金です。

商品代金($799)+米国売上税($80)+アメリカ国内の送料($0)+日本への国際郵送料($47)+ 日本関税($0)日本消費税($48)+通関手数料($7)=合計$981

(USPSのプライオリティメール・インターナショナルで発送、消費税元払いの手続きをした場合の概算です。)

友人に持ち込みを頼んだ場合

商品代金($799)+米国売上税($80)+アメリカ国内の送料($0)=合計$899

友人に商品を購入してもらい、日本帰国時に持ち込んでもらえば送料を節約できます。

また、日本に入国する際、20万円未満の商品は免税になりますので、関税・消費税もかかりません。

参考:税関「入国者の免税範囲」より

iPhone 15、iPhone 15 Pro、iPhone 15 ProMax 輸入方法別合計費用(推定)

iPhone 15、iPhone 15 Pro、iPhone 15 ProMax を上記3つの方法で購入した時にかかる合計金額は以下の通りです。

機種代行会社友人+郵送友人+持込
iPhone 15$1,117$981$879
iPhone 15 Pro$1,379$1,213$1,099
iPhone 15 Pro Max$1,581$1,445$1,319

【iPhone15】為替レートがいくらになれば、お得に購入できるか

ここまでアメリカのappleサイトでiPhoneを購入する方法やコストをご紹介してきましたが、日本よりも安く購入するためには、購入時の為替レートが重要です。

そこで、機種、購入手段別で、日本のappleストアで購入するよりも2万円節約できる為替レートをまとめました。購入を検討している方は、こちらのレートを基準に判断していただければ、お得に購入できます!

機種日本販売価格代行会社友人+郵送友人+持込
iPhone 1512.5万円$1=93.8円$1=106.8円$1=119.2円
iPhone 15 Pro16万円$1=101.4円$1=115.3円$1=127.2円
iPhone 15 Pro Max19万円$1=107.4円$1=117.5円$1=128.7円
(※海外送金手数料等は考慮されていません。)
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【必須】お得な支払い方法・海外送金手段を選ぼう

iPhoneは、アメリカ在住の友人に代理でi購入してもらえれば、安く手に入れることも可能です。しかし、友人に代金を支払う方法によっては、送金時の手数料が高くなってしまい、せっかくの利益が減ってしまうこともあります。

では、どんな支払い方法がお得なのかと言うと、適切な海外送金事業者を使った海外送金です。
お得な海外送金事業者を選ぶことで最大1万円~2万円節約効果が期待できます。

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今回は、1〜3位。18〜21位をピックアップしました。

1位のRevolutと21位のみずほ銀行では、$74.68、日本円にすると約11,176 円(10月29日時点)もの差があることが分かりました。

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結論

Appleアメリカ版サイトからは、日本へ直接商品を購入・仕入れることができません。また、購入代行会社へ依頼すると割高となるため、アメリカ在住の家族・友人に購入を依頼し、帰国時に日本へ持ち込む方法がおすすめです。

家族・友人に代金の支払いをする際は、海外送金シミュレーターでお得な送金事業者を選んで送金しましょう!

アメリカappleサイトでiPhone15を日本より2万円安く購入できるタイミングは、

  • 代行サービスは$1=約93.8円~107.4円
  • 友人+郵送は$1=約106.8円~117.5円
  • 友人+持込みは$1=約119.2円~128.7円

AppleアメリカサイトでiPhoneを購入する際のQ&A

認定整備済製品とは?

Refurbished_iPhone

引用:iPhone.com Refurbished iPhone

Appleの認定整備済製品とは、返品された商品を整備し品質が保証された製品です。

Apple StoreやApple Online Storeで販売されています。

整備済製品は、新品と比べて価格が安いのが特徴です。また、すべてのモデルに新しいバッテリーと外装が使用され、新品と同じように1年間の製品保証が付いています。

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