【2024年版】海外送金の方法を徹底比較!初心者におすすめの業者もご紹介
2024-08-23
留学、海外赴任、在日外国人の母国への送金など、さまざまな場面で海外送金の機会が増えています。しかし、海外送金の方法はたくさんあるため、自分に最適な方法を選ぶのは意外と難しいものです。
そこで、本記事ではさまざまな海外送金サービスをコスト、安全性、利便性の観点から徹底比較します。銀行送金からオンラインサービス、そして在日外国人向けのサービスまで、あなたの状況に最適な海外送金方法を見つけるための情報をわかりやすく解説していきます。
目次
海外送金とは国境を越えて資金を移動させること
海外送金とは、国境を越えて資金を移動させることを指します。日本から海外の銀行口座へ送金したり、逆に海外から日本の銀行口座へ送金したりすることです。
海外送金は、個人間の送金から企業間の大規模な取引までさまざまな目的で利用されています。
おもな海外送金の方法
海外送金は大きく分けて3つの方法があります。
- 銀行送金
- オンライン海外送金サービス
- 海外送金専門業者による送金
銀行送金
銀行は銀行間で情報をやり取りするための世界共通のネットワーク(SWIFT、IBAN)を使って、資金を安全に移動できます。もっとも一般的な方法で信頼性が高いですが、手数料が比較的高額になる傾向があります。
オンライン海外送金サービス
オンライン送金サービスは、アプリなどを利用して資金を送金できる便利なシステムです。銀行振込に比べて手軽で、個人間の少額送金や企業から個人への支払いに利用され、近年急速に普及しています。
手数料の安さや送金のスピードが魅力ですが、利用する際には各サービスの信頼性やセキュリティ対策を確認することが重要です。
代表的なサービス:Wise、PayPal、GMOペイメントゲートウェイなど
海外送金専門業者による送金
海外送金専門業者とは国外への資金移動を専門に扱う企業やサービスです。独自のネットワークスを使ってスピーディーかつ手頃な手数料で海外送金を提供しています。また、取扱店を通じて現金での受け取りも可能です。
代表的なサービス:Kyodai Remittance(キョウダイレミッタンス)、SBIレミットなど
海外送金のコストと手数料
海外送金にかかるコストは、おもに送金手数料と為替レートの差から生じます。
各送金方法の手数料構造
各送金方法の手数料の内訳は以下の通りです。
銀行送金
手数料の種類 | 概要 | 参考URL |
送金手数料 | 銀行が送金をおこなう際に発生する基本的な手数料。例:三菱UFJ銀行では、インターネットバンキングで3,000円、店頭窓口で6,500円。 | 三菱UFJ銀行「海外送金」 |
為替手数料 | 異なる通貨間での両替にかかる手数料。送金する通貨や銀行によって異なる。 | |
中継銀行手数料 | 送金が中継銀行を経由する際に発生する手数料。例:楽天銀行では1,000円。 | 楽天銀行「送金手数料」 |
受取銀行手数料 | 受取銀行で発生する手数料。受取人が負担。金額は受取銀行によって異なる。 | |
リフティングチャージ | 同一通貨での送金時に発生する手数料。例:三菱UFJ銀行では送金金額の1/20%(最低2,500円) | 三菱UFJ銀行「海外送金」 |
オンライン海外送金サービス
手数料の種類 | 概要 | 参考URL |
送金手数料 | 送金額に応じて固定料金または一定の%が手数料として設定されている。例: 1,000ドル送金時に固定料金20ドル、または2%など。 | Wise「送金にかかる手数料」 |
為替手数料 | 異なる通貨間での両替にかかる手数料。多くのオンライン送金サービスは、為替レートの透明性が高く、為替手数料が低く設定されている。 |
手数料は、送金先の国や送金額によって異なるため、具体的な送金条件に応じて各サービスのシミュレーターを利用して確認することが重要です。
海外送金専門業者
手数料の種類 | 概要 | 参考URL |
送金手数料 | 送金する国、送金額によって料金が定められている場合が多い 例:チリへの送金 現金受取および銀行口座への入金10,000円まで 550円など | キョウダイレミッタンス「海外送金手数料」 |
為替手数料 | 異なる通貨間での両替にかかる手数料 |
為替レートの違い
海外送金における為替レートは、銀行、オンライン送金サービス、送金専門業者によって異なります。それぞれの特徴をまとめました。
銀行の為替レート「手数料が上乗せされたレート」
銀行は、市場の中間レート(ミッドマーケットレート)に手数料を上乗せしたレートを適用しています。為替手数料は銀行の収益源の一つとなっています。
オンライン送金サービスの為替レート「リアルタイムレート」
一般的なオンライン送金サービスのレートは、リアルタイムの為替レートです。市場の中間レートに近いレートが適用されるのでトータルコストを削減できます。
送金専門業者の為替レート「手数料は低め」
送金専門業者の為替手数料は、銀行と比べると低く設定されています。為替レートと手数料を明確に表示することが多く、利用者が事前にコストを把握しやすいのもメリットのひとつです。
注意したい隠れコスト
海外送金では、手数料以外の隠れたコストに注意が必要です。銀行送金の場合、中継銀行手数料が発生することがあります。送金経路上の銀行が徴収する手数料で、場合によっては数千円から数万円になることもあります。
オンライン送金サービスや海外送金専門業者の多くは、中継銀行手数料を回避する仕組みを採用しているため、結果的にコスト面で優位になることが多いです。
コスト比較表
各サービスで中国に100,000円送金する際の送金手数料、為替レートを「MoneySaver海外送金シミュレーター」で比較しました。
今回比較したサービスのなかで受取金額が一番高ったのは、Wise、次いでキョウダイレミッタンスという結果になりました。
送金方法 | 送金手数料 | 為替レート | 受取金額 |
りそなグループ | 4,500円 | 0.0481927711 CNY | 4,602.41 CNY |
Wise | 1,477円 | 0.049 CNY | 4,832.48 CNY |
キョウダイレミッタンス | 700円 | 0.0485418998 CNY | 4,820.21 CNY |
楽天銀行 | 1,750円 | 0.0475059382 CNY | 4,667.46 CNY |
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海外送金の安全性と信頼性・利用者の評価
海外送金の際に一番気になるのは安全性ではないでしょうか。各送金方法の安全性や信頼性を解説します。
銀行送金のセキュリティ
銀行は海外送金のセキュリティを確保するために、以下の対策を講じています。
- 多段階認証(2FA):ログイン情報に加え、SMS or アプリ経由の確認コードを要求
- SSL暗号化:データ通信を保護し、情報漏洩リスクを軽減
- アンチマルウェア対策:システムを悪意あるソフトウェアから保護
- 送金情報の厳密な確認:とくに高額送金時は電話等で直接確認
- 送金限度額の設定:不正送金やマネーロンダリング防止のため
銀行は顧客の資産を保護し、安全な海外送金サービスを提供するための対策とともに国際的な金融規制にも準拠しています。
オンライン送金サービスのセキュリティ
オンライン海外送金サービスは、以下のセキュリティを実施しています。
- 多段階認証(2FA):ログイン情報に加え、SMS、アプリ経由の確認コードを要求し、不正アクセスを防止
- SSL暗号化:データ通信を保護し、情報漏洩リスクを軽減
- アンチマルウェア対策:システムを悪意あるソフトウェアから保護
- 利用者への注意喚起:公式サイト・アプリの利用推奨、複雑なパスワード設定、2段階認証の推奨
これらの対策により、オンライン海外送金サービスは顧客の資産を保護し、安全な送金を実現しています。同時に利用者自身のセキュリティ意識と適切な対策も重要であることを強調しています。
専門業者による送金のセキュリティ
送金専門業者は以下のセキュリティを実施しています。
- 多段階認証(2FA):不正アクセス防止
- SSL暗号化:データ通信保護
- アンチマルウェアツール:システム保護
- 送金限度額設定:不正な大規模送金防止
- 高額・不審送金時の追加確認:不正送金防止
- リアルタイムトラッキング機能:送金進捗確認
- 完了時通知サービス:送金者・受取人へ迅速な通知
これらの対策により、送金専門業者は顧客の資金を安全に管理し、詐欺や不正行為を防止しています。利用者はサービス選択時にこれらのセキュリティ機能を確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
利用者の評価と口コミ分析
実際に利用した顧客の評価は、サービスの信頼性を判断するうえで重要な指標となります。各送金方法の評判を分析しました。
銀行送金
安全性への信頼は高いですが、手数料の高さや、手続きが面倒という声が聞かれました。
オンライン送金サービス
コストの低さと使いやすさが高く評価されています。一方で、新しいサービスへの不安を感じるユーザーもいます。
海外送金専門業者
緊急時の送金や現金受取のニーズに対する評価が高いです。ただし、オンライン海外送金サービスに比べると手数料が高いと感じることもあるようです。
これらの評判は、選択の際の参考にはなりますが、個人の状況や優先順位によって最適な選択肢は変わってくるでしょう。
海外送金の使いやすさとスピードの比較
申込み、手続きが簡単なのは?
海外送金では、申込みや手続きの簡便さは重要なポイントです。各送金方法の手続きの特徴を解説します。
銀行送金
初回は窓口での手続きが必要で、本人確認や書類記入に時間がかかります。2回目以降はオンラインバンキングが可能な銀行が多いです。
オンライン送金サービス
スマートフォンやパソコンからオンラインで完結します。初回登録時に本人確認が必要ですが、その後の送金は非常に簡単です。
海外送金専門業者
オンラインと店舗の両方で手続きが可能です。アプリの操作に不安がある人は対面での手続きを利用しましょう。
海外送金にかかる時間
緊急性の高い送金は、着金までの時間が重要です。各方法の一般的な所要時間を調べました。
銀行送金
通常2〜5営業日程度。緊急時は「電信送金」で1〜2日に短縮可能ですが、追加料金がかかります。
オンライン送金サービス
通常1〜2営業日以内。早ければ30分以内で完了することも。
海外送金専門業者
通常、当日または翌営業日には送金が完了します。送金する国によっては、数分で完了します。
アプリ、オンラインサービスの使いやすさ
近年、スマートフォンアプリを通じた送金サービスの利用が増えています。使いやすさの観点から各サービスを比較してみましょう。
銀行
大手銀行もアプリを提供しています。セキュリティの高さやシンプルで使いやすい機能が評価されています。
一方で、一般的な銀行と同様にSWIFTを利用した送金なので、着金までの時間や手数料が送金時にはわからないというデメリットもあります。
オンライン送金サービス
オンライン海外送金サービスのアプリは、直感的で使いやすいアプリを提供しており、送金状況の追跡や為替レートのアラート設定なども可能です。
デメリットは、利用方法がわからないときのサポートが非対面のみ、銀行よりも送金可能金額が低い、といった点が挙げられます。
海外送金専門業者
海外送金専門業者のアプリは、操作が簡単なものが多く、送金の追跡や受取人の管理が容易です。多言語対応のアプリもあり、言語が不安な方も使いやすくなっています。
対応通貨、国の範囲
送金先の国や通貨によって、利用可能なサービスが異なります。各方法の対応範囲は以下の通りです。
銀行送金
銀行は広い範囲の国や地域に送金できます。たとえば、楽天銀行では200以上の国に送金が可能ですが、特定の国については取り扱いが難しい場合があります。送金が難しい国としては、国際的な制裁や規制がかかっている国(例:北朝鮮、イランなど)が挙げられます。
オンライン送金サービス
Wiseは40以上の通貨、約70か国の送金に対応しています。Revolutは、150か国以上、30種類以上の通貨に対応しています。
参考:Wise「海外送金」
海外送金専門業者
Western Union(ウエスタンユニオン)は200以上の国と地域、130以上の通貨に対応しています。キョウダイ・レミッタンスも200を超える国、地域に送金可能で中南米などのマイナー通貨にも対応しているのが特徴です。在日外国人の主要な出身国をカバーしています。
使いやすさ比較表
各送金方法の利便性を5段階で評価しました。
送金方法 | 手続きの簡便さ | 送金スピード | アプリの使いやすさ | 対応範囲 |
銀行送金 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
オンライン海外送金サービス | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
海外送金専門業者 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
※この評価は一般的な傾向を示すものであり、個人の経験や状況によって異なる場合があります。
ニーズに合わせた海外送金の選び方
海外送金の方法は状況に合わせたサービスを選ぶと、利便性が高まり、手数料を抑えられます。
頻繁な少額送金の場合
留学生への仕送りや、海外在住の家族への定期的な送金など、頻繁に少額の送金をおこなう場合は、手数料の低さと手続きの簡単さが重要になります。Wiseなどのオンライン送金サービスがおすすめです。固定手数料が低く、為替レートも有利なため、少額送金でも効率的です。
高額送金の場合
不動産購入や大型投資など高額の送金をおこなう場合は、安全性と為替レートが重要になります。銀行送金が最も信頼性が高いですが、為替レートで不利になる可能性があります。
海外送金事業者では送金額の制限のない第一種資金移動業に登録された業者を選ぶ必要があります。
令和6年7月31日現在、第一種資金移動業に登録されている業者は、キョウダイ・レミッタンス(株式会社ウニードス)、株式会社シースクェア、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社の3社となっています。
緊急送金が必要な場合
旅行中のトラブルや緊急の支払いなど、即時の送金が必要な場合は、Western Unionなどの専門業者のサービスが適しています。送金先によっては、数分で送金が完了し、現金受取も可能です。
特定の国への送金
送金先の国によって、最適なサービスが異なる場合があります。新興国や規制の厳しい国への送金では専門業者のほうが強いネットワークを持っていることが多いです。
一方、先進国間の送金であれば、オンラインサービスや銀行送金が使いやすいでしょう。
法人・ビジネス利用の場合
企業間取引や国際的なビジネスのための送金では、銀行送金が一般的です。信頼性が高く、大口送金に対応しているためです。
最近ではTransferWise for Businessなど、ビジネス向けのオンラインサービスも登場しており、コスト削減や効率化を図れる可能性があります。
在日外国人の場合
在日外国人が母国に送金する場合、言語サポートや文化的な配慮が重要です。キョウダイレ・ミッタンスのような、在日外国人向けに特化したサービスが適しています。
多言語対応や、在留資格に応じた書類準備のサポートなど、きめ細かいサービスを受けられます。また、現金での送金や受取にも対応しているため、銀行口座を持っていない家族への送金も簡単です。
初心者におすすめの海外送金サービスはキョウダイ・レミッタンス
海外送金初心者におすすめの業者はキョウダイレ・ミッタンスです。キョウダイ・レミッタンス(株式会社ウニードス)は2010年6月に「資金移動業者関東財務局長第00004号」に登録され、200以上の国と地域への海外送金をおこなっています。
100万円超の送金が行える第一種資金移動業者として、日本で初めて認可を受けたサービスです。会員登録者数は45万人以上。海外送金の実績は、600万件、5,000億円以上にのぼります。
キョウダイ・レミッタンスのおすすめポイントをご紹介します。
1,サポート体制が充実している
窓口、コールセンターは土日も営業※。日本語はもちろん計16か国出身のスタッフが在籍しており、海外とのやり取りもスムーズです。来店の際に予約不要なのも嬉しいポイント。仕事の休憩時間など思い立ったときに手続きできますね。
※店舗によって異なります。詳しくは以下「コールセンター・窓口一覧」よりご確認ください。
2,送金手数料が安い
送金1回あたり460円〜※と、業界最安値水準を実現。銀行や他サービスと比較しても割安になっています。
※送金金額と国によって異なります。
3,着金が早い
最短10分で着金※。スピーディーな受取が可能です。
※各国の時差や送金方法等により異なります。
4,送金手続きが簡単
窓口のほか、送金カードでゆうちょ銀行、ローソン銀行ATMから簡単に送金手続きができます。
海外赴任、留学、国際結婚しているご家族など、頻繁に海外送金する方にぜひおすすめしたいサービスです。
海外送金の具体的な手順
海外送金をおこなう際の一般的な手順と必要な書類について解説します。
必要な書類と事前準備
海外送金をおこなう際に必要な書類は、送金方法や金額によって異なりますが、一般的に以下のものが求められます。
基本的な必要書類
【本人確認書類】顔写真付き身分証明書・・・1点
- 運転免許証
- パスポート(現住所の確認として国民健康保険証または住民票(発行3ヶ月以内の原本)が必要)
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の方)
※顔写真付きの本人確認書類がない場合は、健康保険証と住民票など2点が必要になることがあります。
【追加で必要となる可能性のある書類】
送金目的を証明する書類・・・契約書、請求書、領収書など
送金先の情報・・・受取人の氏名、住所、銀行口座情報など
一般的な送金手順例
キョウダイ・レミッタンスとWiseの送金手順をご紹介します。
キョウダイ・レミッタンス
キョウダイレ・ミッタンスでは、以下の方法で海外送金ができます。
- 営業窓口
- Kyodai Remittance Card(ゆうちょ銀行ATM、ローソン銀行ATMからの送金)
- Kyodai Smart Card(アプリからの送金)
- ゆうちょ銀行振替払込カード
- 電信振込
今回は、営業窓口での手続きをご紹介します。
- 事前登録:ウェブサイトで会員登録する(店舗でも登録できます。)
- 店舗訪問:最寄りのキョウダイ・レミッタンス店舗を訪問する
- 本人確認:身分証明書と在留カードを提示し、本人確認する
- 送金情報提供:送金先の情報と送金額を伝える
- 手数料の確認:送金手数料と為替レートを確認する
- 支払い:現金または銀行振込で送金額と手数料を支払う
- 送金完了:キョウダイレミッタンスが送金を処理し、受取人に送金される
Wise
Wiseではアプリを使った送金を行っています。手順は以下の通りです。
- アカウント作成:Wiseのウェブサイトまたはアプリでアカウントを作成する
- 本人確認:身分証明書をアップロードし、本人確認する
- 送金情報入力:送金額、送金先の通貨、受取人の情報を入力
- 手数料の確認:送金手数料と為替レートを確認する
- 支払い:クレジットカードまたは銀行振込で送金額と手数料を支払う
- 送金完了:Wiseが送金を処理し、受取人の口座に入金される
海外送金についてよくある質問
Q1安全な送金方法は?
銀行の海外送金は一般的に最も安全とされていますが、財務局に登録された資金移動業者も以下の安全対策を講じています。
- 顧客の資金を保護するための資金保全
- 業者が破綻した場合の顧客への返金保証
- 不正利用時の緊急対応体制の整備
- サービス停止や補償に関する手続きの明確化
- サイバーセキュリティ対策の実施
正規の資金移動業者を利用すれば、安全性は高いと言えるでしょう。利用者自身も適切なセキュリティ対策を取ることで、さらに安全性を高められます。
Q2送金限度額はあるの?
送金の限度額は、以下の通りに定められています。
- 銀行・・・制限なし
- 第一種資金移動業者・・・5万円以下
- 第二種資金移動業者・・・100万円以下
- 第三種資金移動業者・・・100万円超
送金したい金額に合わせて業者を選びましょう。全国の財務局等に登録されている業者の一覧は、金融庁「資金移動事業者一覧」から確認できます。
Q3海外からの受取方法は?
海外送金の受取方法には、主に以下のような選択肢があります。
【銀行口座への直接振込】
国内銀行口座への入金
・送金人が受取人の銀行口座情報を指定して送金
・数日程度で入金が完了
外貨口座への入金
・外貨のまま受け取りたい場合に便利
・為替変動のリスクを回避できる
【現金受取】
銀行窓口での受取
・口座を持っていなくても受取可能
・本人確認書類が必要
送金サービス店舗での受取
・キョウダイ・レミッタンスなどのサービスを利用
・送金番号と本人確認書類が必要
【オンラインサービスの利用】
Wiseなどのオンライン送金サービス
・口座間送金や現地通貨への両替が可能
・手数料が比較的安い場合がある
PayPalなどの電子決済サービス
・アカウント間で送金が可能
・受け取った資金を銀行口座に移動できる
【プリペイドカードへの入金】
・特定のプリペイドカードに直接入金
・受け取った資金をすぐに利用可能
それぞれの方法には長所と短所があります。送金元の国や金額、緊急性などによって最適な方法を選びましょう。受取方法によっては手数料が発生する場合があるので、事前に確認することが重要です。
Q4初めての海外送金でも簡単にできる?
オンライン送金サービスを利用すれば、初めての方でも比較的簡単に海外送金ができます。言語面で不安がある場合は、キョウダイ・レミッタンスのような多言語対応サービスを利用すると良いでしょう。
Q5為替レートの変動リスクに対応するには?
為替レートの変動リスクに対応するためにはいくつかの対策があります。
- 送金のタイミングを分散させる
- 為替予約を利用する(一部の銀行やサービスで可能)
- Wiseなどのマルチカレンシーアカウントを利用し、有利なタイミングで両替しておく
- アプリなどで為替レートアラートを設定し、好条件の時に送金する
あなたに最適な海外送金方法の選び方
海外送金の方法を選ぶ歳には、以下のポイントを考慮しましょう。
- 送金の頻度と金額
- 送金の緊急性
- 送金先の国や通貨
- コスト重視か安全性重視か
- 利便性の重要度
- 言語サポートの必要性
これらの要素を総合的に検討し、自分のニーズに最も適したサービスを選びましょう。必要に応じて複数のサービスを使い分けるのも効果的です。適切な海外送金方法を見つけ、安全で効率的な資金移動を実現してください。