【2026年版】Revolutで現金を引き出す方法|海外ATM・国内ATM・銀行振込の手数料を解説

2023-06-11

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旅先で「思ったより現金が要る」と気づいたとき、Revolut(レボリュート)から現金を引き出せることをご存じですか。

Revolutはアプリで日本円を外貨に替えて、そのまま現地のATMで引き出せるサービスです。ただし引き出せる残高には条件があり、これを知らないとATMの前で「残高はあるのに引き出せない」ということが起こります。

この記事では、Revolutから現金を引き出す3つの方法と、プランごとの手数料・無料枠、そして海外ATMで損をしないための操作のコツを解説します。ぜひ参考にしてください。

※この記事の手数料・上限額は、すべて2026年7月時点のRevolut公式サイト(料金ページおよび公式ブログ)の記載にもとづいています。条件は変更されることがあるため、実際に使う前に必ず公式サイトとアプリの表示をご確認ください。

【結論】現金化の方法は3つ。ただし引き出せる残高は限られる

Revolutの残高を現金に変える方法は3つです。そしてどの方法でも、使えるのは銀行振込などでチャージした残高だけという共通の制限があります。

  • 海外のATMで引き出す(Visa・Mastercardが使えるATM)
  • 日本国内のイオン銀行ATMで引き出す(海外発行カード対応の一部ATM)
  • 日本の銀行口座へ振り込んで、その銀行から引き出す

まとまった金額を現金にしたいなら、3つ目の「自分名義の銀行口座へ振り込む」がいちばん手数料を抑えやすい方法です。理由は後ほど数字で説明します。

【最重要】カードでチャージしたお金はATMから引き出せない

Revolutでは、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードからチャージした資金は、送金にもATMの現金引き出しにも使えません。カード決済(買い物)にのみ使えます。この取り扱いは2024年2月26日から変更されたもので、2026年7月時点でも続いています。

つまり、現金として引き出したいお金は、銀行振込でチャージする必要があります。

チャージ方法買い物・両替送金・ATM引き出し
銀行振込(国内銀行から)できるできる
海外銀行からの入金(SWIFT)できるできる
クレジットカードできるできない
デビットカードできるできない
プリペイドカードできるできない

アプリの残高表示では「どの方法でチャージした分か」が区別されません。旅行前に現金用のお金を用意するなら、カードではなく銀行振込でチャージしておくと覚えておくと安全です。

チャージの手段ごとの手数料や反映時間は、Revolutへのチャージ方法を解説した記事で詳しくまとめています。

ATMの無料枠は月2.5万円・5万円・10万円。超えた分は2%

ATMからの引き出しは、プランごとに決められた金額までは手数料無料です。無料枠を超えた部分には、超過額に対して2%の手数料がかかります。

プラン月額ATM無料引き出し枠枠を超えた分
スタンダード無料月25,000円まで2%
プレミアム980円月50,000円まで2%
メタル1,980円月100,000円まで2%
RevolutのプランごとのATM無料出金額をまとめた表。スタンダードは25,000円相当/月、プレミアムは50,000円相当/月、メタルは100,000円相当/月で、超えた分には2%の手数料が発生する
プランごとのATM無料出金枠。枠を超えた分には2%の手数料がかかります

外貨で引き出した場合も、引き出し時の為替レートで円換算した金額でカウントされます。

気をつけたいのが、この「月」の数え方です。暦の1日始まりではなく、契約日を起点とした1か月(月次サイクル)で計算されます。たとえば1月10日に契約した場合は、1月10日から2月9日までが1サイクルです。残りの無料枠はRevolutアプリで確認できます。

また、Revolutの手数料とは別に、ATMを運営している金融機関の手数料がかかることがあります。画面に「この取引には手数料がかかります」と表示されたら、金額を確認してから進めてください。

海外のATMで引き出す:損をしないための3つのコツ

海外では、VisaまたはMastercardが使えるATMであれば基本的に引き出せます。ただし画面での選択を1つ間違えるだけで、実質的なレートが数%悪くなることがあります。押さえるべきコツは3つです。

コツ1:「両替あり(with conversion)」を選ばない

海外のATMでは、引き出しの途中で「日本円で請求する(with conversion)」か「現地通貨で請求する(without conversion)」かを聞かれることがあります。ここは必ず「現地通貨」=「両替なし」を選んでください

「日本円で請求」を選ぶと、ATMを運営する会社が独自に決めたレートで換算されます。これはRevolutが使うレートより不利になることが多い仕組みです。支払いは現地通貨で、と覚えておきましょう。タイならバーツ、スペインならユーロ、アメリカなら米ドルです。

コツ2:口座の種類は「普通預金」か「当座預金」を選ぶ

ATMによっては「クレジット」「当座預金口座」「普通預金口座」から選ぶよう求められます。Revolutで引き出すときは「普通預金口座」または「当座預金口座」を選んでください。「クレジット」を選ぶと取引が通らないことがあります。

コツ3:空港などの両替系ATMは避けられるなら避ける

Revolut公式は、Travelexが運営するATMについて「現地通貨での請求を選んでも同社独自のレートで換算される」と案内しています。急ぎでなければ、銀行が設置しているATMを探すほうが有利になりやすいと考えてよいでしょう。

近くのATMは、Revolutアプリの地図機能からも探せます。

※以下の画面は2023年時点に撮影したものです。アプリの更新で表示が変わることがあるため、実際の画面もあわせてご確認ください。

Revolutアプリのホーム画面。画面下部の「ハブ」をタップするところ
①ホーム画面下部の「ハブ」をタップ
Revolutアプリのハブ画面。「公共料金」の中にある「ATM」を選ぶところ
②「公共料金」の「ATM」をタップ
Revolutアプリの地図画面。最寄りのATMが地図上のピンと一覧で表示されている
③地図と一覧で最寄りのATMを確認できる

日本国内はイオン銀行ATMから引き出せる

日本国内でRevolutから現金を引き出せるのは、「海外発行カード」に対応したイオン銀行のATMです。すべてのイオン銀行ATMが対応しているわけではないため、事前の確認が必要です。

対応ATMの探し方と操作の流れは次のとおりです。

  1. イオン銀行の店舗・ATM検索を開く
  2. 「ATM(24時間営業)」または「ATM(その他営業時間)」を選び、「海外発行カード」で絞り込む(この操作が重要です)
  3. 近くの対応ATMを探して向かう
  4. ATMの画面でまず「海外発行カード」(通常は画面右下にボタンがあります)を選び、言語を選ぶ
  5. Revolutカードを挿入し、画面の案内に従って操作する

この方法はリアルカード(郵送で届く物理カード)が必要です。カードを挿入する操作があるため、バーチャルカードだけでは国内ATMからの引き出しはできません。

まとまった額なら、銀行口座へ振り込むほうが安くなりやすい

Revolutは日本国内の銀行口座へ振り込めます。1回あたりの手数料が定額なので、金額が大きいほどATMより有利になりやすいのが特徴です。

プラン国内送金の無料回数無料回数を超えた場合
スタンダード月1回まで1回220円
プレミアム月3回まで1回220円
メタル月5回まで1回220円

1回あたりの送金額は900円以上100万円以下です。かつては月10万円までという無料送金の上限額がありましたが、2024年2月に撤廃されました。無料回数のカウントは、ATMの無料枠と同じくアカウント開設日またはプラン利用開始日を起点とした1か月単位でリセットされます。

着金は原則としてその日のうちです(受取銀行の対応状況などにより翌営業日になる場合があります)。

振込の手順

  1. アプリのホーム画面下部にある「⇄(送金)」をタップ
  2. 受取人を初めて登録するときは、画面右上の「+」をタップ
  3. 「新規追加」欄の「送金先の口座」を選ぶ
  4. 個人口座なら「個人向け」、法人口座なら「法人向け」タブを選ぶ
  5. 受取人の国・通貨・金融機関コード・支店コード・口座番号・口座の種類・名義を入力する(登録されている口座名義のとおりに入力してください)
  6. 「受取人の追加」をタップして登録し、送金額を入力する(手数料が発生する場合はこの画面に表示されます)
  7. 確認画面で内容を見直し、「続行」で実行

実際のアプリ画面は次のように進みます。※画面は2023年時点に撮影したものです。アプリの更新でボタンの名称や配置が変わることがあるため、操作は上の手順とアプリの実際の表示を優先してください。

Revolutアプリのホーム画面。画面下部の「送金」をタップするところ
①ホーム画面下部の「送金」をタップ
Revolutの送金画面。右上の「+新規」をタップするところ
②右上の「+新規」をタップ
Revolutの「新しい送金取引」画面。新規追加の一覧から「送金先の口座」を選ぶところ
③「新規追加」の「送金先の口座」を選ぶ
Revolutの「アカウントの詳細」画面。口座番号・口座の種類(普通)・受取人の姓名(カタカナ)を入力するところ
④口座番号・口座の種類・名義(カタカナ)を入力し「受取人の追加」をタップ
Revolutの送金額入力画面。金額欄の下に手数料の有無が表示されている
⑤送金額を入力する。手数料の有無はこの画面に表示される
Revolutの送金額入力画面で900円を入力し、左下のカレンダーボタンを選ぼうとしているところ
⑥送金日を指定したいときは、左下のカレンダーボタンをタップ
Revolutのスケジュール画面。送金の開始日と頻度(毎週など)を設定できる
⑦スケジュール画面で開始日と頻度を設定できる(定期送金の場合)
Revolutの送金確認画面。着金予定日を確認して「続行」をタップするところ
⑧内容を確認して「続行」をタップすると送金が実行される

ひとつ覚えておきたいのが、振込依頼人名が自分の名前ではなく「REVOLUT TECHNOLOGIES JAPANカブシキガイシャ」になることです。家賃や会費など、依頼人名で照合される支払いには向きません。自分名義の口座への資金移動に使うのが無難です。

ATMと振込、どちらが安いかは金額と回数で変わる

「Revolutなら現金の引き出しがいちばん安い」と言い切ることはできません。無料枠を超えた瞬間にコストの出方が変わるからです。

考え方はシンプルです。ATMは超過額に対して2%、国内送金は1回220円の定額。たとえば無料枠を使い切った状態で5万円を現金にする場合、ATMなら1,000円、振込なら220円が目安になります。少額をこまめに引き出すならATM、まとまった額なら振込、という使い分けが現実的です。

Revolutは、両替に使うレートと手数料をアプリ上で分けて表示します。引き出しや送金を実行する前に、アプリに出る手数料の金額をその都度確認するのがいちばん確実です。プランごとの無料枠の違いは、有料プラン(プレミアム・メタル)の解説記事でも比較しています。

まとめ

Revolutから現金を引き出す方法を解説しました。要点をまとめます。

  • 現金化の方法は海外ATM・イオン銀行ATM・国内銀行口座への振込の3つ
  • カードでチャージした資金は送金・ATM引き出しに使えない。現金にしたいお金は銀行振込でチャージする
  • ATMの無料枠はスタンダード月25,000円/プレミアム月50,000円/メタル月100,000円、超過分は2%
  • 無料枠の「月」は暦月ではなく契約日起点の月次サイクル
  • 海外ATMでは「現地通貨で請求(両替なし)」を選ぶ。日本円での請求は不利になりやすい
  • 国内ATMは海外発行カード対応のイオン銀行ATMのみ。リアルカードが必要
  • 国内送金の無料回数はスタンダード1回/プレミアム3回/メタル5回、超過は1回220円。1回900円〜100万円
  • 振込依頼人名は「REVOLUT TECHNOLOGIES JAPANカブシキガイシャ」になる

金額と回数によって有利な方法は変わります。実行前にアプリの手数料表示を確認する習慣をつけておくと、余計なコストを避けられます。

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