【2026年版】SBIレミットの海外送金手数料と為替レート|上限額・必要書類まで解説
2023-04-08
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SBIレミット(SBI Remit)で海外にお金を送ろうとして、「結局いくらかかるの?」と手が止まったことはありませんか。
SBIレミットの手数料は送金先の国・送金額・受取方法の3つで決まります。ここを押さえないと、公式サイトの料金表を開いても自分の金額がどこにあたるのか分かりません。
この記事では、SBIレミットの送金手数料と入金手数料、為替レートの決まり方、送金上限額と必要書類を、2026年7月時点の公式サイトの記載にもとづいて整理します。ぜひ参考にしてください。
※本記事の金額はすべて2026年7月時点でSBIレミット公式サイトを確認したものです。手数料もレートも変更されることがあるため、送金前にアプリまたは公式サイトの表示を必ずご確認ください。
目次
- 1 【結論】SBIレミットは2026年も営業中。現金受取に強く、アプリなら郵送なしで始められる
- 2 手数料は「送金先の国 × 送金額 × 受取方法」で決まる
- 3 送金できるのは1回100万円まで。期間ごとの上限も別にある
- 4 2026年7月、第一種資金移動業の認可を取得した
- 5 会員登録はアプリならオンライン完結。郵送は不要になった
- 6 送金先は200以上の国と地域。受取方法は3つから選べる
- 7 着金は現金受取なら最短10分。問い合わせは4言語に対応
- 8 安全性:第二種資金移動業者として登録されている
- 9 SBIレミットが向いている人、別の手段のほうがいい人
- 10 送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
- 11 本記事のまとめ
【結論】SBIレミットは2026年も営業中。現金受取に強く、アプリなら郵送なしで始められる
SBIレミットは2026年7月時点で日本国内でサービスを継続しています。撤退や事業譲渡の告知はなく、むしろ2026年に入ってから手数料の引き下げ・対応通貨の拡大・第一種資金移動業の認可取得と、サービスを広げる方向の発表が続いています。
まず全体像を押さえておきましょう。
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| 項目 | 内容 | 補足 | 確認元 |
|---|---|---|---|
| 送金手数料 | 460円〜1,980円 | 受取国の現地通貨で受け取る場合 | 公式・送金手数料ページ |
| 外貨建ての口座受取 | 1,500円〜6,000円 | 米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円のまま送る場合 | 同上 |
| 送金上限額 | 1回100万円 | 期間ごとの上限も別にあり | 公式・ご利用手順 |
| 着金までの時間 | 現金受取は最短10分 | 銀行口座あては国と方法により変動 | 公式・サービス案内 |
| 送金先 | 200以上の国と地域 | 現金受取/銀行口座/ウォレット | 公式・サービス案内 |
| 登録区分 | 第二種資金移動業者 | 関東財務局長 第00008号 | 公式・企業情報/金融庁一覧 |
SBIレミットの一番の特徴は、受取人が銀行口座を持っていなくても現金で受け取れることです。日本で働く外国籍の方が母国の家族に送るケースを主な想定にしたサービスで、対応言語の多さもここに理由があります。
手数料は「送金先の国 × 送金額 × 受取方法」で決まる
SBIレミットの送金手数料は一律ではありません。同じ10万円を送っても、送り先の国と受取方法が違えば手数料は倍以上変わります。まず自分の条件を3つ決めてから料金表を見るのが確実です。
なお海外送金でかかる費用は送金手数料だけではありません。費用の全体像は海外送金の手数料をわかりやすく解説で整理しています。
現地通貨で受け取るなら460円〜1,980円
受取人が自国の通貨で受け取る場合、手数料は460円から1,980円の範囲に収まります。アジア向けが安く、少額なら500円前後で送れます。
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| 送金先 | 受取方法 | 送金額 | 送金手数料 |
|---|---|---|---|
| ベトナム | 現金・銀行口座 | 〜5万円 | 460円 |
| 〜10万円 | 760円 | ||
| 〜30万円 | 980円 | ||
| 30万円超 | 1,760円 | ||
| フィリピン | 現金・口座・ウォレット | 〜1万円 | 480円 |
| 〜5万円 | 1,000円 | ||
| 20万円超 | 1,500円 | ||
| インド・ネパール パキスタン・バングラデシュ | 現金・銀行口座 | 〜3万円 3万円超 | 500円 1,000円 |
| インドネシア・タイ ミャンマー・カンボジア | 現金・銀行口座 | 〜1万円 25万円超 | 460円 1,980円 |
| アメリカ・ユーロ圏 オーストラリア | 現金受取 | 〜3万円 25万円超 | 880円 1,980円 |
中国あては受取方法で差が大きく、銀聯カード口座あてなら10万円までが460円、現金やウォレット受取だと同じ金額帯で750円です。国ごとの全額帯は公式の送金手数料ページで確認してください。
外貨建てで銀行口座に送るときは1,500円〜6,000円
現地通貨ではなく米ドルやユーロのまま送る場合は、手数料の水準が上がります。ただし2026年6月に大幅な引き下げがあり、主要通貨は以前よりかなり安くなりました。
- アメリカあての米ドル口座受取:4,000円 → 1,500円
- ユーロ圏・イギリスあて:5,000円 → 1,500円
- 日本円のまま送る場合:約200か国・地域に対応し一律6,000円
日本円建ての送金は2026年6月に始まったものです。以前は「円建て送金に対応していない」のがSBIレミットの弱点でしたが、この点は解消されました。
入金手数料は送金手数料とは別にかかる
SBIレミットでは、送金の元手を同社に預けるところで別の手数料が発生します。どの手段でお金を入れるかで数百円変わるため、見落とさないようにしましょう。
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| 入金の手段 | 手数料 | 1回の上限 | 備考 |
|---|---|---|---|
| レミットカード(ゆうちょ銀行ATM) | 5万円まで330円 5万円超500円 | 100万円 | ATMのみ・窓口不可 |
| レミットカード(ローソン銀行ATM) | 一律300円 | 50万円 | 紙幣59枚まで |
| コンビニ送金 | 360円/560円/800円 | 10万円 | 金額帯で3段階 |
| インターネット送金・フリコミ送金 | 利用する銀行の振込手数料 | — | 振込手数料は利用者負担 |
手数料をいちばん抑えたいなら、振込手数料が無料になる銀行からインターネット送金を使うのが現実的です。ATMやコンビニは手軽ですが、そのぶん300円〜800円が上乗せされます。
為替レートは「マネーグラム社が設定したレート」が使われる
SBIレミットの両替に使われるのは市場のレートそのものではなく、提携先であるマネーグラム社が設定したレートです。公式サイトには、送金契約が成立した時点のレートが適用され、レートは1時間に1度更新されると明記されています。
ここで注意したいのが、そのレートが市場の実勢レートから何パーセント離れているのか(上乗せ幅)は公式サイトに開示されていない点です。編集部で公式サイトを確認した範囲では、上乗せ率を示すページは見つかりませんでした。
つまり、送金手数料の安さだけを見て比較すると実際のコストを見誤ります。公式サイトの送金シミュレーションでその時点の受取額を出し、他社の見積もりと並べて比べるのが確実です。
なお現金受取の場合、契約成立日から45日以内に受け取らないとレートが変わり、受取金額も変動します。受取人には早めに受け取るよう伝えておきましょう。
送金できるのは1回100万円まで。期間ごとの上限も別にある
SBIレミットの送金上限は1回あたり100万円です。第二種資金移動業者は法令上1回100万円を超える送金ができないため、この上限は制度によるものです。
さらに同社独自の基準として、期間ごとの枠が設けられています。
- 会員登録後の初回送金日から90日以内:200万円
- 直近30日間:150万円
- 直近365日間:500万円
- 1か月あたりの送金回数:20回
この基準は利用状況によって個別に設定される場合があり、事前の通知なく変更されることがあると公式サイトに書かれています。まとまった額を計画的に送るなら、先に上限を確認しておくと安心です。
国ごとの個別上限もあります。たとえば中国あては1回5,000米ドル相当まで(アリペイ受取は1,000米ドル相当まで)、30日間の合計は10,000米ドル相当までと定められています。
2026年7月、第一種資金移動業の認可を取得した
SBIレミットは2026年7月21日に、第一種資金移動業にかかる業務実施計画の認可を取得したと発表しました。これにより100万円を超える高額送金が制度上可能になります。
発表によると、1件あたり10億円まで送金できる法人向けサービス「レミットPrime」を準備中とのことです。ただし提供開始の時期は「今後予定」とされており、2026年7月時点ではまだ始まっていません。
個人が今日100万円超を送れるようになったわけではない点に注意してください。現時点で個人が使えるのは、これまでどおり1回100万円までの送金です。
会員登録はアプリならオンライン完結。郵送は不要になった
以前のSBIレミットは書類の郵送が必須でしたが、現在はアプリからの申込ならオンライン本人確認(eKYC)で完結します。公式サイトには「郵送不要」「5分前後で申込完了」「最短翌営業日に送金可能」と明記されています。
アプリから申し込む場合
必要なのは本人確認書類1点です。外国籍の方は在留カード、日本国籍の方は運転免許証が案内されています。スマートフォンで撮影して送るだけで、書類を封筒に入れて送る手間はありません。
ウェブサイトから申し込む場合
ウェブからの申込では、1週間ほどで「ウェルカムパッケージ」が宅配便(受取人確認サポート)で届きます。本人確認書類に記載された住所で本人が受け取り、同封の仮パスワードでログインする流れです。翌営業日から利用できます。
使える本人確認書類は運転免許証、在留カード、マイナンバーカードの表面、住所が記載された日本国発行パスポートです。急ぐならアプリからの申込を選びましょう。
なおマイナンバーの提出は法令上の義務で、公式サイトでは郵送での提出が案内されています。アプリ申込の場合にアプリ内で完結するかどうかは、公式ページからは確認できませんでした。
送金先は200以上の国と地域。受取方法は3つから選べる
SBIレミットは200を超える国と地域に送金できます。受取方法は現金受取・銀行口座受取・モバイルウォレットの3種類です。
- 現金受取:受取人がマネーグラム社の取扱店で、送金番号と身分証を提示して受け取ります。銀行口座がなくても受け取れるのが最大の利点です
- 銀行口座受取:フィリピン、中国、ベトナム、インドネシア、タイ、ミャンマー、カンボジア、ブラジル、ペルー、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンなどが対象です
- モバイルウォレット:公式の料金表で確認できたのはフィリピンと中国(アリペイ)でした

取扱通貨の総数については、公式サイトに「◯通貨」という数値の記載が見当たりませんでした。レート公開ページに並ぶ12通貨は表示対象であって、取扱通貨のすべてではありません。
銀行口座を持たない相手に現金で届けたい場合、選べるサービスは限られます。ほかの選択肢は海外の銀行口座なしで海外送金を受け取る方法もあわせてご覧ください。
着金は現金受取なら最短10分。問い合わせは4言語に対応
着金までの時間は受取方法で大きく変わります。公式サイトが「最短10分」と明記しているのは現金受取についてで、銀行口座あては送金先の国と方法によって異なります。
たとえばタイでは、指定の銀行以外への口座送金は入金完了まで1〜2営業日かかる場合があると案内されています。急ぎの送金なら、現金受取を選ぶか余裕をもって手続きしましょう。
問い合わせ先と対応言語
カスタマーセンターは言語ごとに受付時間が分かれています。日本語が不安な方でも母語で相談できるのは、SBIレミットのはっきりした強みです。
- 電話:03-5652-6759(日本語・中国語は平日9:00〜18:00/タガログ語・英語は平日8:00〜22:00、土日祝12:00〜21:00)
- メール:support@remit.co.jp
- ウェブサイト・アプリ:日本語、英語、中国語、タガログ語、ベトナム語、インドネシア語、ミャンマー語、タイ語、クメール語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語などに対応
公式サイトの表記は「11ヶ国語」ですが、同じページに並ぶ言語名は12あり、数え方に食い違いがあります。本記事では言語名のほうを記載しました。


※画像は2023年時点の編集部調査です。最新の状況は公式サイトでご確認ください。
安全性:第二種資金移動業者として登録されている
SBIレミットは資金移動業者として金融庁に登録されています。登録番号は関東財務局長 第00008号で、金融庁が公表している資金移動業者登録一覧(令和8年6月30日現在)にも記載を確認できました。登録日は2010年12月7日です。
資金移動業者は銀行ではないため預金の受け入れはできませんが、利用者から預かった資金を法令にもとづいて保全する義務を負っています。会社としてはSBIグループが約83%、米国リップル社が約14%を保有しています。
SBIレミットが向いている人、別の手段のほうがいい人
SBIレミットは万能ではなく、得意な使い方がはっきりしています。用途で選び分けるのが正解です。
SBIレミットが向いているケース
- 受取人が銀行口座を持っていない。現金受取に対応し、最短10分で受け取れます
- 日本語以外で相談したい。電話・サイト・アプリの多言語対応は国内の事業者では手厚い部類です
- アジア向けに少額を頻繁に送る。ベトナム5万円まで460円など、少額帯の手数料が安く設定されています
- ATMやコンビニで現金を入金したい。レミットカードを使えば銀行のネットバンキングがなくても送金できます
ほかの手段を検討したほうがいいケース
- 受取人が銀行口座を持っていて、コストを1円でも下げたい。上乗せ幅が開示されていないため、複数社の受取額を並べて比べる必要があります
- 1回で100万円を超える額を送りたい。個人向けの高額送金はまだ始まっていません
編集部で調べたところ、両替に使うレートの考え方は事業者ごとに大きく違います。Wiseは市場の実勢レート(ミッドマーケットレート)を使うと明示し、手数料を別建てで表示する方式です。ただしWiseは受取人の銀行口座に振り込む仕組みなので、現金受取が必要な人には使えません。ここは正直に押さえておくべき違いです。
送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
海外送金のコストは、画面に出てくる「送金手数料」だけではありません。多くの銀行や事業者は為替レートに手数料を上乗せしており、この上乗せ分は明細に出てこないため気づきにくいのが実情です。同じ金額を送っても、受取人に届く額が数千円単位で変わることがあります。
そのため、送金する前に「結局いくら引かれて、いくら届くのか」を確認しておくことが大切です。受取人が銀行口座を持っているなら、SBIレミットの送金シミュレーションとあわせて、他社の見積もりも並べて比べてみてください。
※金額の確認は無料です。実際に送金するまで料金は発生しません。銀行口座あての送金が対象で、現金受取には対応していません。
本記事のまとめ
SBIレミットの海外送金について、2026年7月時点の公式情報をもとに整理しました。要点は次のとおりです。
- 送金手数料は現地通貨受取で460円〜1,980円、外貨建ての口座受取で1,500円〜6,000円
- 入金手数料が別途かかる(ATM300円〜500円、コンビニ360円〜800円)
- 為替レートはマネーグラム社が設定したレート。上乗せ幅は非開示
- 送金上限額は1回100万円。30日150万円・365日500万円の枠もある
- 着金は現金受取なら最短10分
- 送金先は200以上の国と地域。現金受取・銀行口座・ウォレットから選べる
- 会員登録はアプリならeKYCで郵送不要、最短翌営業日に送金可能
- 登録区分は第二種資金移動業者(関東財務局長 第00008号)。2026年7月に第一種の認可を取得したが、高額送金サービスは準備中
受取人が銀行口座を持っていないなら、SBIレミットは有力な選択肢です。口座があるなら、受取額を実際に見積もって比べてから決めましょう。ほかの事業者は「海外送金事業者」一覧で確認できます。


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