【2024年版】海外留学の費用がまるわかり!基本の費用相場と種類別比較
2024-11-10
海外留学を考えたとき、最も気になるのが費用ではないでしょうか?
- 全体でどれくらいかかるの?
- どのような費用が必要?
この記事では、留学の基本的な費用や種類別の費用を比較し、留学費用の全体像をわかりやすく解説します。現実的な留学計画を立てる手助けになりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
海外留学の費用相場
留学費用は、留学先の国や学校の種類、期間などにより大きく異なります。
以下の表は、4年制公立大学に1年間通う場合の費用相場です。学費、生活費、航空券などの準備費が含まれています。
国 | 1年間に必要な費用 |
アメリカ | 400〜800万円 |
イギリス | 350〜840万円 |
オーストラリア | 350〜530万円 |
カナダ | 300〜600万円 |
ニュージーランド | 300〜500万円 |
フィリピン | 200~330万円 |
韓国 | 180~300万円 |
海外留学費用の内訳
海外留学の費用は、渡航前の費用と現地でかかる費用があります。
渡航前の費用について解説します。
試験受験料
英語圏の多くの大学では、入学要件として英語コミュニケーション能力測定試験のスコアが定められています。おもな試験はこちらです。
TOEFL iBT® 受験料:245USD
大学・大学院レベルで必要とされる英語能力を測定する試験。英語圏の大学、大学院で入学審査に必要な英語力の証明として認められています。
IELTS 受験料:25,380円(税込)
海外留学や研修のための英語力を証明する試験。イギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請にも使用できます。
入学審査料
入学審査料(出願料・入学申請料)は、アメリカの大学に出願する際に支払う料金です。金額は学校により異なります。相場は25~100USDです。
アメリカの場合、日本の大学のような高額な入学金はありません。ただし、学校によっては、授業料の一部、または全額を前払い金で支払うケースもあります。
ビザ申請料
ビザ申請料は滞在する国、期間によって異なります。おもな留学先の申請料金をまとめました。
国名 | ビザ種別 | 申請料金 |
アメリカ (学生ビザ) | Fビザ | USD185(約28,000円) |
アメリカ (短期滞在ESTA) | ESTA (電子渡航認証システム) | USD14(約2,000円) |
イギリス | 学生ビザ
(正規留学・子ども) | GBP490(約9万7,000円) |
オーストラリア | 学生ビザ
(Subclass 500) | AUD 1,600(約16万2,000円) |
カナダ | 学生ビザ | CAD 150(約1万6,000円) |
健康診断費用
留学先の学校やビザ申請で「健康診断証明書」「予防接種歴」などの英文証明書が求められる場合があります。
予防接種をすべて接種するまでに2~3か月かかることもあるため、早めに対応しておきましょう。費用の目安は、健康診断証明書が1~2万円、予防接種や検査が3~5万円です。
留学保険費用
留学保険の加入が義務付けられている国や学校もあります。海外は医療費が高額なため、保険に加入しておくと安心です。費用は1年間で20万円程度です。
現地でかかる費用
現地でかかる費用は学費と生活費です。生活費は滞在する国や地域によって大きく異なります。
今回はアメリカとフィリピンをご紹介します。
アメリカでの1か月の生活費例
アメリカでは、都市部と地方で物価が大きく異なるうえ、滞在先によっても金額に差が出ます。
滞在費(家賃+光熱費) | 約8~20万円 | ホームステイ:15〜20万円 |
学生寮:10〜18万円 | ||
シェアハウス:8〜12万円 | ||
食費 | 約3~7万円 | 自炊中心:約3万円 |
外食中心:約7万円 | ||
交通費 | 約1万円 | |
その他(通信費、日用品、お小遣いなど) | 約4万円 | |
合計 | 約16~32万円 |
フィリピンでの1か月の生活費例
フィリピンの語学学校では、80%以上の学生が学生寮や提携ホテルに滞在しています。費用は学校によって異なり、食事が含まれる場合もあります。共同キッチンやラウンジがあり、複数人部屋と個室から選べるのが一般的です。
滞在費:ホテルや寮(家賃+光熱費) | 約3〜10万円 |
食費 | 約2〜3万円 |
交通費 | 約1万円 |
その他(通信費、日用品、お小遣いなど) | 約2万円 |
合計 | 約8〜16万円 |
海外留学の種類別費用
語学留学の費用
語学留学は、海外の語学学校に通いながら海外生活を体験できる留学形態です。期間は1週間から1年程度となっています。
費用の目安
- 英語圏の主要都市:約25〜35万円/月
- アジアの都市:約15〜20万円/月
大学留学の費用
大学留学は、海外の大学で単位や学位の取得を目的とするものです。学費、滞在費、生活費などの費用は基本的に自己負担となります。以下は主要国の年間学費の目安です。
国 | 大学のタイプ/専攻 | 年間学費 |
アメリカ | 私立大学 | 約300〜600万円 |
州立大学(州外学生) | 約300〜400万円 | |
イギリス | 文系 | 約250〜400万円 |
理系 | 約300〜450万円 | |
オーストラリア | 文系 | 約180〜250万円 |
理系 | 約200〜300万円 | |
カナダ | 文系 | 約170〜280万円 |
理系 | 約220~350万円 | |
ニュージーランド | 文系 | 約160~230万円 |
理系 | 約190~300万円 | |
フィリピン | 国立 | 約2~10万円 |
私立 | 約10~50万円 | |
韓国 | 国立 | 約20~60万円 |
私立 | 約60~90万円 |
大学留学では、奨学金や授業料免除制度があります。成績優秀者向けの奨学金制度では、授業料が全額免除される場合や、生活費が支給される場合もあります。
また、一部の国では、留学生にアルバイトが認められており、アルバイト収入を生活費の一部にあてることが可能です。
交換留学の費用
交換留学は、日本の大学に在籍したまま提携先の海外大学に留学する制度です。交換留学の場合、留学先の大学の授業料は不要で、日本の大学にのみ学費を支払います。そのため、私費留学よりも経済的負担を抑えられるのが特徴です。
費用相場は、年間で約100〜300万円です。ただし、交換留学には定員があり、成績や語学力の条件を満たす必要があります。
ワーキングホリデーの費用
ワーキングホリデーの1年間の総費用は、約150〜200万円が目安です。生活費は滞在先や生活スタイルにより異なりますが、月15万円程度を見込んでおくと安心です。
とくに最初の数か月は仕事が見つからない可能性もあるため、最低でも3か月分の生活費を準備しておくことをおすすめします。
主要国のワーキングホリデービザの申請費用と必要な資金証明をまとめました。
国名 | ビザ申請料金 | その他の費用 | 必要な資金証明 |
オーストラリア | AUD 650(約6万6,000円) | なし | 銀行の残高証明書(約50~60万円) |
カナダ | CAD 256(約2万8,000円) | なし | 銀行の残高証明書(約50~60万円) |
イギリス | GBP298(約5万9,000円) | 英国国民健康保険料
GBP1,552(約31万円、2年分) | 銀行の残高証明書(GBP2,530以上を28日間維持) |
海外留学の費用を節約できる海外送金
海外留学には多額の費用がかかり、学費だけで100万円を超えることもあります。その歳、重要なのは送金時の為替レートや手数料です。今回は100万円以上の送金が可能なおすすめ業者2社をご紹介します。
Wise
画像引用:Wise公式HP
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100万円の送金にかかる手数料 | 100万円の送金で受け取れる米ドルの総額 | |
Wise | 6,227円 | USD7,065.32 |
楽天銀行 | 750円+1,000円+為替手数料※1 | USD7,005.26 |
MUGF | 7,000円+3,000円+為替手数料※2 | USD6,945.42 |
※1 送金手数料+海外中継銀行手数+為替手数料
※2 外国送金Webサポート+送金人負担の手数料+為替手数料
【参考】Wise公式ホームページ「Wiseで100万円以上の海外送金をする方法とは?高額送金に必要な書類もご紹介」
キョウダイレミッタンス
画像引用:キョウダイレミッタンス公式HP
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※海外送金シミュレーターの活用方法はこちらの記事をご覧ください。
海外留学の費用相場を知って早めの準備を!
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