【厳選】海外から日本へ送金おすすめ銀行・海外送金事業者を紹介

2023-08-25

 海外送金は手数料や送金時間などに関する悩みが絶えないものです。

 ときには高い手数料に驚いたり、予想よりも手続きに時間がかかったりすることもあるかもしれません。

 本記事ではこのような悩みを解消し、海外から日本へ送金できるおすすめ海外送金事業者を紹介します。

 弊社おすすめの海外送金事業者を利用すれば、 12,000 円 近く手数料を節約することもできます。

 あなたにピッタリな海外送金事業者を利用しましょう。

※ 2023年8月時点の情報にもとづき解説しています。

結論

  • 現地銀行の送金手数料は比較的高額
  • おすすめ海外送金事業者は Wise 、 Xe 、 Revolut
  • 10万円の送金で約 12,000 円 節約することも可能
  • Wise、Revolut の送金限度額は 100 万円
  • Xe の送金限度額は 100 万円 を超える
  • アカウント間の送金は両替手数料無料の Revolut がおすすめ
    ※平日限定、無料アカウントは最大 75 万円まで
  • 銀行以外の海外送金事業者は着金までの時間最短 5 分
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海外から日本へ送金する前に知っておきたいこと

海外から日本へ送金できる事業者は「銀行」 or 「銀行以外 ( FinTech事業者等 ) 」

海外送金事業者は 2 種類

  • 銀行 ( 例:バンク・オブ・アメリカ )
  • 銀行以外 ( 例:Wise、Revolut、Xe など )

 基本的には 2 種類のうちどちらかを利用して日本へ送金します。

 両者の違いを知りたい方は下記記事をご覧ください。

海外送金事業者について解説

海外送金の手数料は 5 種類

 海外から日本への送金には 5 種類の手数料がかかります。

 ここでは、手数料の内訳を簡単に解説しますが、詳細を知りたい方は下記記事をご覧ください。

海外送金の手数料

入金手数料

 送金元口座 ( あなたの口座 ) への入金にかかるコストを「入金手数料」と言います。

 入金手数料は 「1 回の入金に対して△円」、または「入金金額に対して△円」のように請求されることが一般的です。

 ただし、多くの場合において窓口からの送金は入金手数料が無料です。

送金手数料

 「送金手数料」とは、海外送金事業者が送金手続きをするときに発生するコストです。

 通常、「送金金額に対して△円 ( または△% ) 」のように設定されています。

為替レート・両替手数料

 外貨から円へ両替するときに、「為替レート・両替手数料」が発生します。

 為替レート・両替手数料は、為替変動リスクを考慮した海外送金事業者独自の為替レートのことで、「Google 検索結果レートとの差△%」のように計算できます。

 基本的に Google 検索結果レートとの差は自身で計算するしかないため、「隠れコスト」と呼ばれることもありますが、 1 % 未満の為替レート・両替手数料は良心的と言えます。

中継銀行手数料

 現地銀行を利用する場合は「SWIFT」という国際的な銀行ネットワークを使います。

 SWIFT 送金は中継銀行を経由しますが、このときに「中継銀行手数料」を支払います。

 中継銀行手数料は「1 回の送金につき△円」のように請求されることが多いです。

 ただし、銀行以外の海外送金事業者を利用する場合は、基本的に中継銀行手数料が無料です。

受取手数料

 受取人口座への入金に「受取手数料」がかかります。

 日本の銀行の場合は「1 回の送金につき 約 1,500 ~ 2,500 円」です。

 通常、受取手数料は受取人負担します。

送金限度額は海外送金事業者により異なる

資金移動業者は最大 100 万円 まで

 Wise や Revolut といった日本の資金移動業者の送金限度額1 回 あたり最大 100 万円 です。

 対して、日本の資金移動業者ではない Xe などは、日本のルールが適用されないため、送金限度額 100 万円 の制約を受けません。

現地銀行を利用する場合は事前に確認

 銀行は各行個別送金限度額を設定しています。

 現地銀行を利用する場合は、送金限度額を事前に確認しておきましょう。

着金までの時間は最短 5 分〜

 銀行以外の海外送金事業者の送金時間は最短 5 分 です。

 一方、現地銀行を利用すると中継銀行を経由するため 1 週間以上かかることもあります。

海外から日本へ送金 おすすめ海外送金事業者

 弊社おすすめの Wise・Xe・Revolut とアメリカ現地銀行の「バンク・オブ・アメリカ」のサービス内容を比較します。

海外⇒日本への送金 海外送金事業者比較

 おすすめ 3社とバンク・オブ・アメリカを比較したときに、目立って異なる項目は「送金手数料」です。

 Wise などは低コストで送金できますが、バンク・オブ・アメリカの送金手数料は 「約 5 % 〜 7% +  45 ドル以上」と比較的高額です。

 送金コストを抑えたい方は、 Wise などを利用しましょう。

 続いて、おすすめ 3 社の特徴を紹介します。 

Wise ( ワイズ )

 Wise送金手数料 0.41 % 〜 1 % 未満は、業界最安値水準です。

 会員登録可能国は 170 カ国以上、取扱通貨は 27 種類以上をカバーしており、口座開設と着金までの時間を含め最短 3 営業日で受取人口座に入金可能です。

 外国語がわからない方も日本語で問い合わせできるので安心です。

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Wise の海外送金サービス

Xe ( エックスイー )

 Xe は約 100 種類の取扱通貨と送金限度額の高さが魅力です。

 マイナー通貨での取引や、 100 万円 相当額を超える大口送金に適しています。

 世界中の中央銀行、および金融規制当局によって規制されていることから安全性が担保されています。

約 100 種類の取扱通貨 + 100 万円 越えの送金OK!/

Revolut ( レボリュート )

 Revolut最短即日送金1 % 未満の送金コストが強みです。

 アプリで送金手続きが完結することから、手軽に海外送金したい方にも適しています。

 早急に送金したい方や、頻繁に少額送金したい方にもおすすめです。

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Revolut の海外送金サービス

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受取可能な日本の銀行・資金移動業者

 海外からの送金受取には、日本の銀行か資金移動業者を利用します。

 各行・各社の特徴を解説します。

日本の銀行

 日本のメガバンクなどは、海外からの送金を受け取ることができます。

 1 回あたりの受取手数料は、約 1,500 ~ 2,500 円 です。

 多くの場合、受取手数料は受取人が負担します。

よく利用されている受取銀行

  • 楽天銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

Wise

 Wise は日本でのアカウント開設が可能で、アカウント間の送金 ( 同一通貨 ) は無料即時に行われます。

 外貨を日本円に両替するときの両替手数料は約 0.5 % 〜 ですが、銀行・空港よりも低コストです。 

 また暦月あたりの出金は 3 万円まで無料です。

出金可能なATM

  • イオン銀行ATM
  • イーネットATM
  • デイリーヤマザキATM

 受取人の毎月の出金金額が少なければ、 Wise アカウント間の送金で、低コスト・即時送金を実現できます。

Revolut

 Revolut も Wise と同じく日本でアカウントを作成でき、アカウント間の送金 ( 同一通貨 ) は無料即時に行われます。

 Wise と異なる点は両替手数料です。

 Revolut は無料プランの場合でも、両替手数料が月額 75 万円 相当額まで無料です ( 平日取引のみ ) 。

 1 月あたりの出金も 2.5 万円 までは無料なので、両替手数料や出金金額の限度額以内であれば、受取人はコストゼロで現金を受け取ることができます。

Revolut プランの詳細

アメリカから日本への送金シミュレーション

 資金移動業者 ( Wise ) と現地銀行 ( バンク・オブ・アメリカ ) の送金コストを比較します。

シミュレーションの送金条件

  • アメリカ ( 米ドル ) から日本 ( 円 ) へ送金
  • 受け取りは日本の銀行
  • バンク・オブ・アメリカは2023年08月24日時点の Google検索結果レート 144.99 円/米ドル、為替レート・両替手数料は 6 % で計算
  • 中継銀行手数料・受取手数料は加味しない

10 万円

10 万円 を送金するために必要な米ドル

  • 1 位:Revolut 692.95 米ドル
  • 2 位:Wise 696.21 米ドル
  • 3 位:Xe 703.04 米ドル
  • 4 位:バンク・オブ・アメリカ 約 776 米ドル

 アメリカから日本へ 10 万円 送金する場合は Revolut最安です。

 Revolut とバンク・オブ・アメリカの差額は約 83.05 米ドル。日本円に換算すると約 12,041.42 円 ※ です。

 同じ受取金額でも Revolut を利用すれば約 12,000 円 節約できることがわかりました。

※2023年08月24日時点のGoogle検索結果レート 144.99 円で計算

100 万円

100 万円 送金するために必要な米ドル

  • 1 位:Revolut 6,893.11  米ドル
  • 2 位:Wise:6,937.50 米ドル
  • 3 位:Xe 6,976.78 米ドル
  • 送金不可:バンク・オブ・アメリカ

 アメリカから日本へ 100 万円 送金する場合でも Revolut最安です。

 Revolut と Xe の差額は約 83.67 米ドル。日本円に換算すると約 12,131.31 円 ※ です。

 大口送金になるとおすすめ 3 社のなかでも送金コストの差が広がります。

※2023年08月24日時点のGoogle検索結果レート 144.99 円で計算

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参考:Wise|アメリカから日本への海外送金
参考:Revolut|Transfer without borders
参考:Xe|Xe Currency & Money Transfers
参考:Bank of America Online Banking Service Agreement

タイプ別のおすすめ海外送金事業者

コストの透明性を求める方は Wise

 Wise には「隠れコスト」が存在しません。

 手数料に透明性を求める方は Wise がおすすめです。

マイナー通貨・ 100 万円超えの送金は Xe

 Xe は約 100 種類以上の通貨に対応しているため、マイナー通貨の送金に適しています。

 また送金限度額も高いので、 100 万円超えの大口送金をしたい方にもおすすめです。

アカウント間の送金は Revolut

 Revolut アカウント間の送金は送金手数料無料です。

 両替手数料や出金金額の限度額以内であれば、受取人コストゼロで現金を受け取れます。

 受取人が Revolut アカウントを持っている場合は Revolut を利用しましょう。

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海外から日本への送金方法

受取人情報などの準備

 海外送金は受取人の情報(送金先銀行名、支店、口座番号など)が必要です。

送金手続き

 各海外送金サービスの手順にしたがって手続きをします。

受取人口座に入金

 手続きが完了すると、受取人の口座に入金されます。

 入金までは数日かかるのが一般的です。

 送金方法の詳細は下記記事をご覧ください。

送金方法や必要書類

海外送金の注意点

口座開設完了までに数日かかることもある

 海外送金事業者は安全確保のために本人確認を行います。

 確認作業に数日かかることもあるため、口座開設は早めに済ませておきましょう。

送金情報の誤入力

 送金情報の誤入力は返金遅延の原因となる可能性があります。

 入力内容はしっかりとチェックしましょう。

フィッシング詐欺

 フィッシング詐欺とはインターネット上の詐欺手口のひとつです。

 不審なメールは開かないように注意し、個人情報保護に努めましょう。

本記事のまとめ

 海外から日本へ送金できるおすすめ海外送金事業者について解説しました。本記事をまとめます。

  • 現地銀行の送金手数料は比較的高額
  • おすすめ海外送金事業者は Wise 、 Xe 、 Revolut
  • 10万円の送金で約 12,000 円 節約することも可能
  • Wise、Revolut の送金限度額は 100 万円
  • Xe の送金限度額は 100 万円 を超える
  • アカウント間の送金は両替手数料無料の Revolut がおすすめ
    ※平日限定、無料アカウントは最大 75 万円まで
  • 銀行以外の海外送金事業者は着金までの時間最短 5 分

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