【2026年版】PayForexの海外送金手数料|国別の実額とレート上乗せ0.5〜30%の中身
2023-05-12
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「PayForexは送金手数料が無料」という説明を見て、興味を持った方は多いと思います。たしかに条件によっては手数料が0円になります。
ただし編集部が2026年8月に公式サイトと利用規約を確認したところ、為替レートに0.5%〜30%のスプレッド(上乗せ)が加えられると規約に明記されていました。さらに中継銀行・受取銀行の手数料は着金するまで金額が分からないとも書かれています。送金手数料が無料でも、それで終わりではありません。
この記事では、国別・金額帯別の送金手数料の実額、レートの上乗せと隠れたコストの仕組み、2026年6月に取得した第一種資金移動業の認可の中身を、公式サイトの記載にもとづいて整理します。ぜひ参考にしてください。
※本記事の金額・条件は、編集部が2026年8月2日にPayForexの公式サイト・利用規約・FAQで確認したものです。PayForexの料金ページには基準日の表記がなく、手数料改定も随時行われています。送金前に必ず公式サイトの表示をご確認ください。
目次
- 1 【結論】サービスは稼働中。手数料は国別で、レートに上乗せがあります
- 2 いちばん大事な話:為替レートに0.5%〜30%が上乗せされます
- 3 送金手数料は「国 × 受取方法 × 金額帯」の3つで決まる
- 4 送金手数料以外にかかるお金
- 5 送金限度額は1回100万円。第一種の認可は2026年6月に取得済み
- 6 受取方法は4つ。ただし国によって使えるものが違います
- 7 対応通貨・対応国と、着金までの時間
- 8 対応言語は最大16。ただし一部言語のサポート終了が告知されています
- 9 問い合わせ方法と、アカウント作成に必要な書類
- 10 アプリでのアカウント作成手順
- 11 PayPay銀行・横浜銀行の「海外送金」の中身はPayForexです
- 12 PayForexが向いている人、別の手段を考えたほうがいい人
- 13 送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
- 14 本記事のまとめ
【結論】サービスは稼働中。手数料は国別で、レートに上乗せがあります
PayForexはQueen Bee Capital株式会社が提供する海外送金サービスで、2011年3月の開始から現在まで稼働しています。サービス終了や新規受付停止の告知はありません。2026年5月にはセブン銀行スマホATMからの入金にも対応するなど、通常運用が続いています。
まず全体像を押さえましょう。
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| 項目 | 内容 | 補足 | 確認元 |
|---|---|---|---|
| 送金手数料 | 0円〜1,980円程度 | 国・受取方法・金額帯で変動 | 公式・手数料ページ |
| 為替レート | TTSレートに0.5%〜30%のスプレッド | ミッドマーケットレートではない | 利用規約 |
| 中継銀行・受取銀行の手数料 | 着金まで金額が分からない | 受取人負担なら送金額から差し引かれる | 公式・事務手数料ページ |
| 送金限度額 | 1回100万円相当額 月間 個人300万円/法人・個人事業主600万円 | 第一種の認可は2026年6月に取得 | FAQ・利用規約 |
| 受取方法 | 銀行口座/現金受取/宅配送金/E-ウォレット | 国によって使えるものが違う | 公式FAQ |
| 着金までの時間 | 最短30分〜3日程度 | 受取方法と経路で変わる | 公式FAQ |
| 対応言語 | ウェブ16/アプリ13/電話9 | 一部言語のサポート終了の告知あり | 公式サイト・App Store |
| 登録区分 | 資金移動業者 関東財務局長 第00010号 | 2011年3月登録。第一種の認可を取得 | 公式・金融庁一覧 |
海外送金でかかる費用の全体像は海外送金の手数料をわかりやすく解説で整理しています。
いちばん大事な話:為替レートに0.5%〜30%が上乗せされます
PayForexを検討するうえで、ここを飛ばしてはいけません。利用規約の「為替レートの決定方法」には、次の趣旨が明記されています。
原則として三井住友銀行またはブルームバーグが公表するTTSレートを基準とし、0.5%〜30%のスプレッドを上乗せしたレートを提示する——提示レートは24時間随時更新されます。
つまり、ニュースで見る為替レート(ミッドマーケットレート)そのものではありません。しかも上乗せ幅が0.5%から30%と、非常に幅が広く設定されています。
10万円を送る場合、上乗せが0.5%なら500円ですが、仮に5%なら5,000円です。送金手数料が「無料」でも、レートの側でこれだけの差が生まれます。送金手数料の金額だけで安いかどうかは判断できません。
実際の上乗せ幅は、通貨や時間帯によって変わると考えられます。送金前に公式サイトで受取額を計算し、その日の実勢レートで割り戻してみると、自分のケースでの上乗せ幅がつかめます。
送金手数料は「国 × 受取方法 × 金額帯」の3つで決まる
PayForexの送金手数料は一律ではありません。送金先の国、受取方法、送金額の3つの組み合わせで細かく設定されています。同じ国でも受取方法が違えば金額が変わります。
編集部が2026年8月2日に公式の手数料ページで確認した代表的な国の金額は次のとおりです。
← 表は横にスクロールできます
| 送金先 | 受取方法 | 送金額 | 送金手数料 |
|---|---|---|---|
| フィリピン (PHP建て) | 銀行口座/現金受取/ E-ウォレット/宅配 | 1〜10,000円 | 450円 |
| 10,001〜30,000円 | 700円 | ||
| 50,001〜300,000円 | 1,000円 | ||
| ベトナム (VND建て) | 銀行口座/現金受取/ E-ウォレット | 1〜30,000円 | 400円 |
| 100,001〜300,000円 | 950円 | ||
| 宅配送金 | 1〜30,000円 | 780円 | |
| 中国 (CNY建て) | 銀行口座 | 1〜179,999円 | 800円 |
| 銀聯カード/ 銀聯E-ウォレット | 1〜179,999円 | 1,280円 | |
| インド (INR建て) | 銀行口座/現金受取 | 1〜30,000円 | 680円 |
| 30,001〜599,999円 | 1,350円 | ||
| 米国 (USD建て) | 銀行口座(ACH) | 7,000〜599,999円 | 1,480円 |
| 銀行口座(SWIFT) | 7,000〜599,999円 | 1,980円 | |
| 韓国 (KRW建て) | 銀行口座 | 1〜100,000円 | 1,300円 |
| 100,001〜599,999円 | 1,980円 |
ここから読み取れる特徴が2つあります。
1つめは、アジア向けの少額送金が安いことです。フィリピンあて1万円までが450円、ベトナムあて3万円までが400円という水準は、銀行の窓口送金とは比べものになりません。
2つめは、1回60万円〜100万円の送金は、掲載されているほぼすべての国・受取方法で手数料が無料になることです。ただし前述のとおり、レートの上乗せは別にかかります。手数料無料の高額送金ほど、レート差の絶対額は大きくなる点に注意してください。
手数料表が用意されている国・地域は42あります。アメリカ、中国、ベトナム、香港、フィリピン、タイ、ネパール、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、ユーロ圏、イギリス、シンガポール、マレーシア、韓国、インド、インドネシア、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、モンゴル、オーストラリア、トルコ、南アフリカ、UAEなどです。自分の送金先の料金表は必ず公式ページで確認してください。
送金手数料以外にかかるお金
PayForexで見落としやすい費用が、送金手数料以外にいくつかあります。
1. 入金手数料:PayPay銀行の口座振替なら5万円未満は無料
PayForexに送金原資をチャージするときの手数料です。手段によって金額が違います。
- PayPay銀行の口座振替:5万円未満は無料、5万〜10万円は380円
- 三井住友銀行:360円
- コンビニ:310円
- セブン銀行スマホATM:350円(2026年5月11日から取扱開始)
- ペイジー(ATM):200円/ペイジー(ネットバンク決済):780円
入金手段によって数百円の差が出ます。頻繁に送るなら、ここも見ておく価値があります。
2. 中継銀行・受取銀行の手数料は、着金するまで分かりません
これは公式に明記されている、重要な注意点です。中継銀行手数料と受取銀行手数料は別途発生することがあり、着金するまで金額が判明しません。受取人負担であれば、送金額から差し引かれた金額が届きます。
2023年に編集部がこの記事を書いた時点では「中継銀行手数料は無料」と説明していましたが、これは誤りでした。送金手数料が無料でも、受取人の手元に届く金額が送金額どおりになるとは限りません。訂正してお詫びします。
3. 手続きをやり直すときの手数料は高めです
- 組戻手数料:一律4,000円
- 送金内容修正手数料:一律4,000円
- 照会手数料:一律4,000円
- 着金額指定サービス料:一律2,500円
受取人の口座情報を間違えると、送金手数料の何倍もの費用がかかります。入力内容は送信前によく確認してください。
なお「着金額指定サービス」は、受取人に届く金額を指定できる有料オプションです。2,500円かかりますが、学費の支払いなど「きっちりこの額を届けたい」場面では検討する価値があります。
送金限度額は1回100万円。第一種の認可は2026年6月に取得済み
送金限度額は次のとおりです。
- 1回あたり:100万円相当額(国・地域・チャネルによっては100万円未満のこともあります)
- 月間:個人アカウント300万円/法人・個人事業主アカウント600万円(個人事業主は審査が必要)
ここで、資金移動業の登録区分の話をしておきます。よく「第一種=5万円まで」といった説明を見かけますが、これは誤りです。正しくは第一種が上限なし(1件100万円超が可能)、第二種が100万円以下、第三種が5万円以下です。そして全種別が登録制で、第一種はそれに加えて業務実施計画の認可が必要になります。
Queen Bee Capital株式会社は資金移動業者 関東財務局長 第00010号として2011年3月に登録されており、金融庁が公表する資金移動業者登録一覧では、第一種資金移動業の認可を受けている数少ない事業者の1社として記載されています。2026年6月30日に第一種の認可を取得したというプレスリリースも配信されています。
ただし注意が必要です。2026年8月2日時点で、PayForexの公式サイトの会社概要ページは事業内容を「第二種資金移動業」と表示したままで、FAQの限度額も利用規約の上限も1回100万円のままでした。100万円を超える送金がいつから使えるようになるかは公表されていません。
なお利用者から預かった資金については、資金決済法にもとづく保全義務があります。Queen Bee Capital株式会社は三井住友銀行と履行保証金保全契約を締結していると公式に説明しています。加入協会は日本資金決済業協会(第00431号)です。
受取方法は4つ。ただし国によって使えるものが違います
PayForexの強みは受取方法の多さです。次の4つが用意されています。
- 銀行口座送金
- 現金受取(キャッシュピックアップ):提携銀行・代理店でリファレンスナンバーとIDを提示して受け取ります
- 宅配送金:受取人の住所へ現金を届けます(現地金融機関から電話連絡あり/配達できない地域もあります)
- E-ウォレット送金:一部の国が対象です
ただし4つすべてが使えるのはフィリピンやベトナムなど一部の国だけです。欧米・オセアニア向けは銀行口座送金のみとなっています。受取人が銀行口座を持っていない場合は、その国で現金受取が使えるかを先に確認してください。
このほか「海外携帯チャージ(Top-up)」「海外料金払込(Global Pay Bills)」「海外から送金受取(PayForex Incoming)」も提供されています。

対応通貨・対応国と、着金までの時間
公式サイトでは取扱通貨40種類以上、200以上の国・地域と案内されています(PayPay銀行向けの提携ページでは「39種類以上」と表記されており、社内でも表記に揺れがあります)。
円貨建て送金には対応していますが、手持ちの外貨をそのまま送る外貨建て送金はできません。日本円で入金し、PayForexのレートで両替して送る形になります。

着金までの時間は受取方法と経路で変わります。
- 銀行口座(SWIFT経由):原則1〜2営業日後
- 銀行口座(SWIFT以外):原則24時間以内
- 現金受取:最短30分後〜24時間以内
- 宅配送金:おおむね1〜3日
- E-ウォレット:最短即時〜24時間以内(初回や利用状況によっては数時間〜約2日)
「スピード送金対象国」としてフィリピン、ベトナム、中国、インドネシア、タイ、ミャンマー、ネパール、イギリス、EU、アメリカが挙げられています(原則24時間以内・銀行営業日)。
すべての送金が即時で届くわけではありません。米国あての銀行口座送金でSWIFT経由なら1〜2営業日かかります。
対応言語は最大16。ただし一部言語のサポート終了が告知されています
PayForexの大きな強みが多言語対応です。日本語での手続きが難しい方にとって、これは実務上とても大きな違いになります。
- ウェブサイト:16言語(日本語、英語、簡体字中国語、ベトナム語、タイ語、ベンガル語、タガログ語、インドネシア語、モンゴル語、マレー語、ミャンマー語、韓国語、繁体字中国語(香港)、繁体字中国語(台湾)、ネパール語、ヒンディー語)
- アプリ:13言語(App Storeの掲載情報。ネパール語・ヒンディー語は含まれていません)
- コールセンター:9言語(日本語のフリーダイヤル 0120-808-774/平日9:30〜17:30に加え、英語・タイ語・ベンガル語・タガログ語・ベトナム語・インドネシア語・中国語・ミャンマー語)
ただし2026年7月1日に「一部言語のサポート終了に関するお知らせ」が公式に掲載されています。編集部ではこの告知の本文を取得できず、どの言語がいつ終了するのかを確認できませんでした。〔要確認:自分の言語のサポートが必要な方は、公式サイトのお知らせをご確認ください〕

問い合わせ方法と、アカウント作成に必要な書類
問い合わせは電話と問い合わせフォームの2つです。日本語のフリーダイヤルは0120-808-774(平日9:30〜17:30)です。

アカウント作成は18歳以上が対象です。必要な書類は本人確認の方法で変わります。
オンライン本人確認(eKYC)の場合
次のいずれか1点で手続きできます。
- 日本国籍の方:個人番号カード、運転免許証/運転経歴証明書
- 外国籍の方:在留カード/特別永住者証明書
これに加えて、マイナンバーを確認できる書類(個人番号カード、個人番号記載ありの住民票の写し、通知カードのいずれか1点)が必要です。
郵送(転送不要書留)の場合
本人確認書類が2点必要です(個人番号カード、運転免許証/運転経歴証明書、住民票の写し、在留カード/特別永住者証明書。外国籍の方は在留カード等が必須)。1点しかない場合は、公共料金の領収証書・納税証明書・社会保険料領収書から1点を補完書類として提出します。
いずれの書類も、有効期限内または発行後6か月以内のものに限られます。詳しくはアカウント登録に必要な本人確認書類は何を提出すればよいですか?をご覧ください。
アプリでのアカウント作成手順
ここからはアプリでのアカウント作成の流れです。編集部で実際に作成したところ、翌営業日には送金手続きができる状態になりました。
なお以下の画面は2023年5月に撮影したものです。アプリの更新により表示が変わっている場合があるため、大まかな流れの参考としてご覧ください。
まず App Store または Google Play からアプリをダウンロードします。

「新規登録」をタップします。

「携帯電話番号」または「メールアドレス」を入力し、利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえチェックを入れて、「認証コード取得」をタップします。

受信した認証コードを入力します。

「新しいログインパスワード」を入力し、「登録」をタップします(友達紹介コードを持っている場合はここで入力します)。

「お客さま情報登録」をタップします。

プライバシーポリシーに同意のうえチェックを入れて、「個人アカウント」をタップします。

国籍を選択します。

個人情報を入力し、「次へ」をタップします。

秘密の質問を設定し、「次へ」をタップします。

利用規約などに同意のうえチェックを入れて、「登録」をタップします。

「オンライン本人確認」をタップします。

「アップロード開始」をタップします。

確認書類を選択し、「次へ」をタップします。

各確認書類をカメラで撮影し、「アップロード」をタップしたあと、自撮りを撮影して完了です。
送金手続きそのものは海外送金の操作方法について教えてください。をご覧ください。
PayPay銀行・横浜銀行の「海外送金」の中身はPayForexです
意外に知られていない事実です。PayPay銀行の海外送金サービスは、Queen Bee Capital株式会社が提供するPayForexです。PayPay銀行が自社で行っているサービスではありません。
PayForexの提携ページには「PayPay銀行はお客さまに海外送金提供会社をご案内しているのみ」と明記されています。契約はQueen Bee Capital社と直接結ぶ形です。
同じ形の提携は横浜銀行・あいち銀行ともあり、横浜銀行は100万円相当額以下の送金についてPayForexを案内しています。地方銀行が個人向けの外国送金を縮小するなかで、その受け皿の一つになっているという構図です。
PayPay銀行の口座を持っている方には実務上のメリットもあります。PayPay銀行の口座振替なら24時間365日リアルタイムで入金でき、5万円未満の入金手数料は無料です。
PayForexが向いている人、別の手段を考えたほうがいい人
PayForexにははっきりした得意分野があります。用途で選び分けるのが正解です。
PayForexが向いているケース
- アジア向けに少額を送りたい。フィリピンあて1万円までが450円、ベトナムあて3万円までが400円と、銀行の窓口とは桁が違います
- 受取人が銀行口座を持っていない。現金受取・宅配送金・E-ウォレットに対応しています(国により異なります)
- 日本語以外で手続きしたい。ウェブ16言語・電話9言語という対応は国内でも手厚い部類です
- 急いで届けたい。現金受取なら最短30分です
- 受取人に届く金額をきっちり指定したい。着金額指定サービス(2,500円)があります
- PayPay銀行の口座を持っている。24時間365日リアルタイム入金で、5万円未満は入金手数料が無料です
別の手段を検討したほうがいいケース
- レートの上乗せを抑えたい。0.5%〜30%という幅の広いスプレッドが規約に明記されています。高額送金ほど影響が大きくなります
- 1回100万円を超える額を送りたい。第一種の認可は取得済みですが、100万円超の送金の開始時期は公表されていません
- 手持ちの外貨をそのまま送りたい。外貨建て送金には対応していません
- 対面で相談しながら進めたい。店舗の窓口はありません


編集部で調べたところ、両替に使うレートの考え方は事業者ごとに大きく違います。Wiseは市場の実勢レート(ミッドマーケットレート)を使うと明示し、手数料を別建てで表示する方式です。ただしWiseは受取人の銀行口座に振り込む仕組みで、現金受取・宅配送金・E-ウォレットには対応していません。受取人が銀行口座を持っていない場合や、多言語のサポートが必要な場合はPayForexのほうが合います。
送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
海外送金のコストは、画面に出てくる「送金手数料」だけではありません。多くの銀行や事業者は為替レートに手数料を上乗せしており、この上乗せ分は明細に出てこないため気づきにくいのが実情です。同じ金額を送っても、受取人に届く額が数千円〜1万円単位で変わることがあります。
PayForexの場合、その上乗せ幅が0.5%〜30%と規約に書かれています。送金手数料が無料でも、受取額で比べないと本当のコストは分かりません。公式サイトで受取額を出したうえで、他社の見積もりと並べて比べてみてください。
※金額の確認は無料です。実際に送金するまで料金は発生しません。銀行口座あての送金が対象で、現金受取や宅配送金には対応していません。
本記事のまとめ
PayForexの海外送金について、編集部が2026年8月2日に公式サイト・利用規約・FAQで確認した内容を整理しました。要点は次のとおりです。
- サービスは稼働中。Queen Bee Capital株式会社が2011年3月から提供しています
- 為替レートはTTSレートに0.5%〜30%のスプレッドを上乗せと利用規約に明記されています。ミッドマーケットレートではありません
- 中継銀行・受取銀行の手数料は着金するまで金額が分かりません。「送金手数料無料」でも、受取額が送金額どおりとは限りません
- 送金手数料は国・受取方法・金額帯で変動。フィリピンあて1万円まで450円、ベトナムあて3万円まで400円など、アジア向けの少額送金は安い水準です
- 1回60万円〜100万円は、ほぼすべての国で送金手数料が無料になります
- 送金限度額は1回100万円、月間は個人300万円/法人・個人事業主600万円です
- 第一種資金移動業の認可は2026年6月30日に取得。ただし100万円超の送金の開始時期は公表されていません
- 受取方法は銀行口座・現金受取・宅配送金・E-ウォレットの4つ。ただし国によって使えるものが違います
- 対応言語はウェブ16・アプリ13・電話9。ただし2026年7月1日に一部言語のサポート終了が告知されています
- 組戻し・修正・照会は各4,000円と高めです。入力内容は送信前に確認してください
アジア向けの少額送金や、受取人が銀行口座を持っていないケースでは有力な選択肢です。金額が大きくなるほどレートの上乗せが効いてくるので、受取額で比べてから決めましょう。ほかの事業者は「海外送金事業者」一覧で確認できます。


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