【2026年版】Western Unionの海外送金手数料と限度額|日本での送り方が変わった

2023-05-15

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「近所の店でウエスタンユニオンの送金ができなくなった」「日本から撤退したの?」と検索してこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、Western Union(ウエスタンユニオン)は日本から撤退していません。ただし使い方は数年でかなり変わりました。以前は身近な店の窓口で現金を出せば送れましたが、その取扱店が次々と終了しています。

この記事では、2026年7月時点で日本から使える送金経路セブン銀行経由の具体的な手数料限度額と必要書類を、公式サイトの記載にもとづいて整理します。ぜひ参考にしてください。

※本記事の内容はすべて2026年7月時点でWestern Union公式サイト、セブン銀行公式サイト、金融庁の資金移動業者登録一覧を確認したものです。条件は変更されることがあるため、送金前に必ず最新の表示をご確認ください。

【結論】撤退はしていない。ただし窓口が減り、送り方が変わった

Western Unionの日本でのサービスは、ウエスタンユニオンジャパン株式会社が提供しています。同社は資金移動業者 関東財務局長 第00039号(第二種)として登録されており、金融庁が公表する資金移動業者登録一覧(令和8年6月30日現在)にも記載があります。登録年月日は2015年8月18日です。

一方で、日本国内で現金を持ち込んで送金できる取扱店は、この数年で大きく減りました。「近所の店でできなくなった」という体感は、実際に起きている変化です。

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取扱いの経路状況時期備考
大黒屋終了2022年8月31日32店舗で取扱っていた
トラベレックスジャパン終了2024年3月31日空港などの両替店
ファミリーマート(Famiポート)休止2024年4月1日公式サイトには選択肢として掲載が残る
キョウダイレミッタンス経由の受取終了2025年9月20日MoneyGramもあわせて終了
セブン銀行継続中ATM・ネットバンキングから24時間365日
Western Union公式サイト・アプリ継続中オンラインで完結

つまり2026年7月時点で日本から送るなら、セブン銀行経由か、Western Unionのサイト・アプリからのオンライン送金が現実的な選択肢です。

Western Unionが今も強いのは「受取人が現金で受け取れる」こと

取扱店が減ったのは日本側の話で、受け取る側のネットワークは世界最大規模のままです。公式サイトによれば、200を超える国と地域にある50万以上の取扱店で受け取れます。

これは、受取人が銀行口座を持っていない場合に決定的な意味を持ちます。受取人は最寄りの取扱店に行き、送金管理番号(MTCN)と身分証を提示すれば現金を受け取れます。着金は最短数分です。

受取方法は現金のほか、銀行口座への振替、そして一部の国ではモバイルウォレットも選べます。銀行口座を持たない相手に送る手段としては、海外の銀行口座なしで海外送金を受け取る方法でも触れているとおり、選択肢自体が多くありません。ここがWestern Unionの存在意義です。

Western Union 仕向送金(日本→海外)の対応表。窓口・アプリ・ウエブ・レミットカードのいずれからも、銀行口座あて送金と現金受取の両方に対応
どの送り方でも、受取人は銀行口座と現金のどちらでも受け取れます(2023年8月時点で編集部が確認)。※国内の取扱店はその後縮小しているため、窓口を使う場合は事前に公式サイトの取扱店検索でご確認ください

手数料はセブン銀行経由がいちばん見えやすい

Western Unionの送金手数料は経路・送金先・受取方法で変わり、公式サイトでは送金額を入力してはじめて見積もりが出る仕組みです。金額表があらかじめ公開されている経路のなかでは、セブン銀行がいちばん確認しやすくなっています。

セブン銀行海外送金サービス(現金受取)の手数料

セブン銀行のATMまたはインターネットバンキングから、24時間365日いつでも送金できます。受取人は約200か国のWestern Union取扱店で受け取れます。

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送金額手数料送金額手数料
1〜10,000円490円50,001〜100,000円1,950円
10,001〜20,000円890円100,001〜250,000円2,000円
20,001〜30,000円1,050円250,001〜500,000円2,000円
30,001〜40,000円1,350円500,001〜1,000,000円1,750円
40,001〜50,000円1,500円

金額が大きくなるほど手数料の比率は下がり、50万円を超える帯では金額が下がる逆転もあります。中国とフィリピンあては、銀行口座への送金も選べます。

利用にはセブン銀行の口座開設と海外送金サービスの契約が必要です。1枚のATMカードに最大12名の受取人を登録できます。セブン銀行のサービス全体はセブン銀行の海外送金手数料やアプリなどを総合評価でも解説しています。

公式サイトからのオンライン送金

Western Unionの公式サイトやアプリからも送金できます。2026年7月時点では、初回のオンライン送金の送金手数料が0円になるキャンペーンが実施されていました。ただし対象はフィリピン・インド・インドネシアあてで、払込み手段は銀行振込に限られます。

オンライン送金の手数料そのものは、送金先と金額を入れて見積もりを出す方式です。公式サイトに一覧表の掲載が見当たらなかったため、本記事では具体的な金額を書いていません。

為替レートには公式サイト自身が注意を促している

ここは見落としてはいけない点です。Western Unionの公式サイトには、次のような注記があります。

Western Unionは、通貨換算からも利益を得ています。送金事業者を選択する際は、送金手数料と換算レートの両方をよく比較してください。

引用:Western Union JP 公式サイト

事業者自身が「送金手数料だけで比べないでほしい」と書いているわけです。手数料が0円のキャンペーンでも、換算レートに上乗せがあれば実際のコストはゼロではありません。送金前に「いくら引かれて、いくら届くか」を必ず確認してください。

海外送金でかかる費用の全体像は海外送金の手数料をわかりやすく解説で整理しています。

送金限度額は1回100万円が制度上の上限

ウエスタンユニオンジャパン株式会社は第二種資金移動業者です。第二種は1回あたり100万円を超える送金ができないため、これが制度上の上限になります。

そのうえで、送金経路・送金先国・利用状況によって、これより低い上限が設定されます。セブン銀行の案内でも「フィリピンや中国など、送金限度額が設定されている国があります」と注意書きがあります。

以前この記事に掲載していた「銀行口座へのオンライン送金は初回10万円・2回目以降35万円」「コンビニ送金は1回30万円・1か月200万円・年間500万円」といった金額は、2026年7月時点の公式サイトで裏付けが取れませんでした。誤った金額を残さないため削除しています。実際の上限は送金画面で確認してください。

必要書類は2点以上。2回目の送金にはPINが要る

オンラインで送金する場合、本人確認書類を2点以上提出する必要があります。ここは他社より書類が多いので、先に用意しておきましょう。

オンライン・アプリから送る場合

  • 日本国籍の方:日本のパスポートまたは運転免許証 + マイナンバーカードもしくは個人番号記載の住民票(発行から6か月以内)
  • 外国籍の方:在留カード + マイナンバーカードもしくは個人番号記載の住民票(発行から6か月以内)

注意したいのが2回目の送金です。4桁のPINが郵送で自宅に届き、それを入力しないと2回目の送金ができません。急いで2回続けて送りたい場合は、この郵送の時間を見込んでおく必要があります。

取扱店の窓口から送る場合

窓口では本人確認書類と個人番号確認書類を1点ずつ提示します(本人確認にマイナンバーカードを使った場合は個人番号確認書類は不要です)。支払いは現金です。

公式サイトには「国内200以上の取扱店」という記載があります。ただし前述のとおり主要な取扱チェーンの終了が続いているため、行く前に必ず公式の取扱店検索で現在の営業状況を確認してください。

問い合わせは日本語と英語に対応。サイトは7言語

カスタマーケアは日本語と英語に対応しており、英語は24時間受け付けています。日本語対応の時間が長いのも助かる点です。

  • 電話:0120-961-623(日本からはフリーダイヤル)/+81-3-6868-0758(海外から)
  • 受付時間:英語は24時間年中無休、日本語は毎日9:00〜22:00
  • サイトの対応言語:日本語、英語、ミャンマー語、ネパール語、ベトナム語、インドネシア語、中国語(簡体字)の7言語
Western Union お問合せ方法一覧表。日本語と英語の2言語で、電話とメールに対応
参考:Western Union|日本でのお問い合わせ(受付チャネルは2023年5月時点で編集部が確認した内容です)

送金後は送金管理番号(MTCN)で送金状況をオンラインで追跡できます。受取人が受け取る前であればキャンセルの申請も可能です。

Western Unionが向いている人、別の手段がいい人

Western Unionは「受取人が現金で受け取る」ことに関しては今も国内屈指の選択肢です。一方で、日本側の手続きの手間は増えました。用途で選び分けましょう。

向いているケース

  • 受取人が銀行口座を持っていない。200を超える国と地域、50万以上の取扱店で現金を受け取れます
  • とにかく早く届けたい。現金受取なら着金は最短数分です
  • 受取人の口座情報が分からない。氏名と国が分かれば送れます
  • セブン銀行の口座を持っている。ATMから24時間365日送れて、手数料表も公開されています

ほかの手段を検討したほうがいいケース

  • 受取人が銀行口座を持っていて、コストを下げたい。公式が「通貨換算からも利益を得ている」と明記しているため、レートを含めた総額で比べる必要があります
  • 近所の窓口で現金を出して送りたい。取扱店の終了が続いており、以前のような手軽さは期待しにくくなっています
  • 1回で100万円を超える額を送りたい。第二種資金移動業者のため対応できません

編集部で調べたところ、両替に使うレートの考え方は事業者ごとに違います。Wiseは市場の実勢レート(ミッドマーケットレート)を使うと明示し、手数料を別建てで表示する方式です。ただしWiseは受取人の銀行口座に振り込む仕組みなので、現金受取には対応していません。受取人が口座を持っていないなら、Western Unionのほうが用途に合います。逆に口座があるなら、両方の受取額を並べて比べる価値があります。

送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる

海外送金のコストは、画面に出てくる「送金手数料」だけではありません。多くの銀行や事業者は為替レートに手数料を上乗せしており、この上乗せ分は明細に出てこないため気づきにくいのが実情です。Western Unionの公式サイト自身が、手数料と換算レートの両方を比べるよう注意を促しています。

そのため、送金する前に「結局いくら引かれて、いくら届くのか」を確認しておくことが大切です。受取人が銀行口座を持っているなら、Western Unionの見積もりと他社の見積もりを並べて比べてみてください。

※金額の確認は無料です。実際に送金するまで料金は発生しません。銀行口座あての送金が対象で、現金受取には対応していません。

本記事のまとめ

Western Unionの海外送金について、2026年7月時点の公式情報をもとに整理しました。要点は次のとおりです。

  • 日本から撤退していない。ウエスタンユニオンジャパン株式会社が資金移動業者 関東財務局長 第00039号(第二種)として登録されている
  • ただし取扱店は減った。大黒屋(2022年8月)、トラベレックスジャパン(2024年3月)、ファミリーマート(2024年4月休止)が終了・休止
  • 現在の主な経路はセブン銀行のATM・ネットバンキングと、公式サイト・アプリからのオンライン送金
  • セブン銀行経由の手数料は490円〜2,000円(現金受取・金額帯による)
  • 送金上限額は制度上1回100万円。経路や国によりこれより低い上限がある
  • 着金は現金受取なら最短数分。200を超える国と地域、50万以上の取扱店で受け取れる
  • 必要書類はオンラインなら2点以上。2回目の送金には郵送で届く4桁のPINが必要
  • 為替レートには公式サイト自身が「通貨換算からも利益を得ている」と注記している

受取人が銀行口座を持っていないなら、Western Unionは今も有力な選択肢です。口座があるなら、レートを含めた総額で比べてから決めましょう。ほかの事業者は「海外送金事業者」一覧で確認できます。

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