三菱UFJ銀行の海外送金 手数料・限度額・日数【2026年版】
2023-05-11
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海外に住む家族へ仕送りをしたい、留学先の学費を払いたい。三菱UFJ銀行に口座があるなら、そのまま海外送金(外国送金)を使えないか気になりますよね。
ただ、外国送金の手数料や限度額はこの数年で何度も改定されています。数年前の情報をそのまま信じると、実際に窓口で提示される金額と合わないことがあります。
この記事では、三菱UFJ銀行の外国送金について、編集部で2026年7月に公式サイトを確認した手数料・限度額・所要日数・手続きの流れをまとめました。銀行送金が向いているケースと、そうでないケースも正直に書いています。ぜひ参考にしてください。
※本記事の金額・条件は、2026年7月時点で三菱UFJ銀行の公式サイトを確認した内容です。手数料は改定されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
目次
先に結論:三菱UFJ銀行の海外送金はこうなっています
三菱UFJ銀行の海外送金は、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)を使えば1回3,000円、店頭窓口だと7,000円が送金手数料の基本です。ただし送金の内容によっては、円為替取扱手数料や関係銀行手数料が上乗せされます。
まず全体像を押さえておきましょう。
- 送金手数料:三菱UFJダイレクト 3,000円(他行あて)/店頭窓口 7,000円
- 円為替取扱手数料:送金金額の0.050%(最低2,500円)※かかる場合
- 送金限度額:1回300万円相当額以下/1日300万円相当額以下/1か月500万円相当額以下
- 取扱通貨:円を含む12通貨
- 着金までの目安:店頭窓口は受付から送金実行まで3営業日程度。そこから受取国に届くまでさらに数日
- 受付方法:三菱UFJダイレクトと店頭窓口の2つ。現金による外国送金は受け付けていません
「安く送れるか」だけを見ると銀行送金は不利ですが、高額の送金や、受取側が銀行口座あての送金しか受け付けない場合には、銀行が確実な選択肢になります。この記事の後半で、向いているケースと向かないケースを分けて説明します。
送金手数料は「ダイレクト3,000円・窓口7,000円」が基本です
三菱UFJ銀行の海外送金の送金手数料は、受付チャネルによってはっきり差がつきます。ネットで手続きすれば、窓口の半額以下です。
| 送金先 | 三菱UFJダイレクト | 店頭窓口 |
|---|---|---|
| 海外の他行あて | 3,000円 | 7,000円 |
| 三菱UFJ銀行の在外支店・現地法人あて | 2,500円 | 7,000円 |
| 国内他行あて(外貨建て) | 3,000円 | 7,000円 |
金額だけを見ると、窓口を使う理由はほとんどありません。ただし三菱UFJダイレクトの外国送金は事前の利用申込が必要で、使えるようになるまで2週間ほどかかります。急いでいる場合は窓口を選ばざるを得ないこともあります。手続きの流れは後半で説明します。
送金手数料のほかにかかるお金
海外送金の請求は、送金手数料だけでは終わりません。三菱UFJ銀行の場合、次の手数料が別に発生します。
| 手数料の名前 | 金額 | どんなときにかかるか |
|---|---|---|
| 円為替取扱手数料 (リフティングチャージ) | 送金金額の0.050% (最低2,500円) | 両替をともなわない送金など。適用条件は送金内容で変わります |
| 関係銀行手数料 (中継銀行手数料) | 3,000円 | 海外側の手数料も自分が負担する扱いを選んだとき |
| 送金組戻手数料 | 4,000円 | 送金を取り消すとき |
| 送金内容変更手数料 | 4,000円 | 受取人情報などを訂正するとき |
ここでポイントになるのが関係銀行手数料(中継銀行手数料)です。海外送金では、日本の銀行と受取人の銀行のあいだに別の銀行が入ることがあり、その銀行も手数料を取ります。
この負担を自分(送金人)が持つ扱いにすれば、受取人には満額に近い金額が届きます。三菱UFJ銀行の場合は3,000円です。一方、この扱いを選ばないと、海外側の手数料が送金金額から差し引かれ、受取人に届く額が減ります。
なお三菱UFJ銀行は、支払銀行から後日10万円を超える請求があった場合には差額を請求すると案内しています。3,000円を払えば絶対に追加負担がない、というわけではない点は知っておいてください。
手数料の種類そのものをもう少し詳しく知りたい方は、海外送金の手数料をわかりやすく解説もあわせてご覧ください。
少額を送るほど、手数料の割合は重くなります
海外送金の手数料はほぼ定額です。そのため、送る金額が小さいほど手数料の比率が跳ね上がります。
たとえば三菱UFJダイレクトで5万円を送る場合、送金手数料だけで3,000円。送金額の6%です。海外側の手数料も自分で持つ扱いにすれば、さらに3,000円が加わって合計6,000円になり、送金額の1割を超えます。ここに為替レートの上乗せ分も乗ります。
同じ6,000円でも、100万円を送るなら0.6%です。金額が大きいほど銀行送金は相対的に有利、というのはこの構造から来ています。
逆に、毎月数万円を仕送りするような使い方では、手数料の重さが効いてきます。少額から中額の個人送金なら、送金専門の事業者とコストを比べる価値があります。たとえばWiseは、両替に使うレートを市場の実勢レート(ミッドマーケットレート)と明記し、手数料を別建てで表示しています。送る前に受取額を確認できるので、銀行の見積もりと並べて比べてみてください。
送金限度額は1回300万円・1か月500万円です
三菱UFJダイレクトから送れる金額には上限があります。1回300万円相当額以下、1か月では500万円相当額以下です。
- 1回あたり:300万円相当額以下
- 1日あたり:300万円相当額以下(合算)
- 1か月あたり:500万円相当額以下(合算)
出典:三菱UFJ銀行|外国送金(2026年6月19日現在の表示を2026年7月に確認)
以前は「1回100万円相当額未満」と案内されていましたが、現在は300万円まで引き上げられています。古い記事の数字を見て諦めていた方は、あらためて確認してみてください。
なお店頭窓口から送る場合の限度額については、公式サイトで明確な記載を確認できませんでした。500万円を超える送金を予定している方は、事前に取扱店へ問い合わせることをおすすめします。
為替レートは「TTS(対顧客電信売相場)」が使われます
円で入金して外貨で送る場合、適用されるのはTTS=対顧客電信売相場です。三菱UFJ銀行も、仕向送金(日本から海外への送金)にTTSを使うと明記しています。
TTSは、その日の基準となる相場(仲値)に銀行の為替手数料を上乗せしたレートです。ここが海外送金でいちばん見落とされやすいところで、上乗せ分は「手数料」という名前では請求書に出てきません。レートそのものに溶け込んでいるからです。
そのため、送金手数料が同じでも、適用レート次第で受取人に届く金額は変わります。ニュースで見る為替レート(ミッドマーケットレート)と、実際に適用されるTTSを見比べると、差がどれくらいあるかが分かります。
参考:三菱UFJ銀行|外国為替相場関連用語/当日のTTSは外国為替相場で確認できます。
なお、通貨ごとの具体的な上乗せ幅は、公式ページで一覧としての記載を確認できませんでした。送金する日の公示相場と実勢レートを見比べて判断してください。
着金までは店頭窓口で3営業日程度、そこからさらに数日
三菱UFJ銀行の案内では、店頭窓口で受け付けてから送金を実行するまで3営業日程度とされています。三菱UFJダイレクトの場合は、受付日の翌営業日または翌々営業日に送金が実行されます。
注意したいのは、これが「銀行が海外に送り出すまで」の日数だという点です。受取人の口座に実際に入金されるまでには、中継銀行や受取銀行の処理でさらに数日かかることがあります。締切に余裕を持って手続きしてください。
三菱UFJダイレクトの受付時間は0時〜24時です。深夜でも申し込み自体はできますが、実行は営業日ベースになります。
三菱UFJダイレクトで送るには、事前の利用申込が必要です
ここが一番つまずきやすいところです。三菱UFJダイレクトの外国送金は、口座を持っているだけでは使えません。郵送を含む事前申込が必要で、利用開始まで2週間ほどかかります。
公式サイトで案内されている流れは次のとおりです。
- 三菱UFJダイレクトから利用申込書の送付を依頼する
- 約1週間で申込書が郵送で届く
- 署名し、本人確認資料を添えて返送する
- 約1週間で手続きが完了し、外国送金が使えるようになる
あわせて、ワンタイムパスワード(スマートフォンアプリまたはカード)の利用登録も必要です。手続きの詳細はインターネットで「外国送金」で確認できます。
つまり「今日送りたい」には間に合いません。留学の学費など、支払日が決まっている出費に使う予定があるなら、早めに申し込んでおきましょう。
窓口で送るときは来店予約と「外国送金Webサポート+」を
店頭窓口で手続きする場合は、外国送金取扱店に行く必要があります。受付時間は平日9時〜15時です。
三菱UFJ銀行は「外国送金Webサポート+(プラス)」という無料サービスを用意していて、パソコンやスマホで外国送金依頼書を事前に作成しておけます。申込やID登録は不要です。窓口での記入時間を減らせるので、使わない手はありません。
窓口を利用する場合は、マイナンバー(個人番号)の届け出が必須です。本人確認書類とあわせて準備してください。来店予約をしておくと優先的に案内されます。
取扱通貨は12通貨、現金での送金はできません
三菱UFJダイレクトで扱える通貨は円を含む12通貨です。
- 日本円
- 米ドル/ユーロ/英ポンド/スイスフラン
- 豪ドル/ニュージーランドドル/カナダドル
- 香港ドル/シンガポールドル/タイバーツ/フィリピンペソ

円建てでも外貨建てでも送金できます。ただし現金を持ち込んでの外国送金は受け付けていません。三菱UFJ銀行の口座から引き落とす形になるため、口座の開設が前提です。

送金できる国・地域の数については、公式サイトで具体的な数字の記載を確認できませんでした。送金先が決まっている場合は、その国あての取扱可否を事前に問い合わせてください。
対応言語と問い合わせ方法
前述のとおり、外国送金の案内も問い合わせ窓口も日本語が中心です。問い合わせは電話・問い合わせフォーム・チャットの3つに対応しています。
※次の2点は2023年6月時点で編集部が確認した内容をまとめた一覧です。対応言語・受付チャネル・受付時間は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。


三菱UFJ銀行の海外送金が向いているケース・向かないケース
コストだけで銀行送金を切り捨てるのは、正確ではありません。金額と目的によって、銀行が最適解になる場面は確かにあります。
向いているケース
- 1回に数十万円〜数百万円を送る:手数料がほぼ定額なので、金額が大きいほど比率は下がります
- 受取側が銀行送金(SWIFT)しか受け付けない:海外の大学、不動産の決済、行政手続きなどでは銀行送金が指定されることがあります
- 送金の記録を銀行の証明として残したい:ビザ申請や税務の説明で、銀行発行の書類が求められる場面があります
- 対面で相談しながら手続きしたい:初めての海外送金で不安な場合、窓口で確認しながら進められるのは安心材料です
- すでに三菱UFJ銀行の口座がある:新たに口座を作る手間がありません
向かないケース
- 数万円の少額を頻繁に送る:手数料の比率が1割を超えることがあります
- 今日中に送りたい:ダイレクトの利用開始に2週間、送金実行にも数営業日かかります
- 受取人が現金で受け取りたい:三菱UFJ銀行は口座あての送金のみです
- 日本語での手続きが難しい:外国送金の案内や問い合わせ窓口は日本語が中心です
送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
海外送金のコストは、画面に出てくる「送金手数料」だけではありません。多くの銀行や事業者は為替レートに手数料を上乗せしており、この上乗せ分は明細に出てこないため気づきにくいのが実情です。同じ金額を送っても、受取人に届く額が数千円〜1万円単位で変わることがあります。
そのため、送金する前に「結局いくら引かれて、いくら届くのか」を確認しておくことが大切です。Wiseは両替に使うレートを市場の実勢レート(ミッドマーケットレート)と明示し、手数料を別建てで表示しています。送金手続きに進む前の画面で、受取人に届く金額を確認できます。
銀行とどちらが良いかは、送る金額・急ぎ具合・受取方法で変わります。両方の受取額を並べてから決めるのがいちばん確実です。
※金額の確認は無料です。実際に送金するまで料金は発生しません。
まとめ:三菱UFJ銀行の海外送金は「まとまった金額」向き
三菱UFJ銀行の海外送金は、手数料がほぼ定額であるぶん、まとまった金額を確実に送りたいときに力を発揮します。逆に、少額を毎月送る使い方ではコストの重さが目立ちます。
本記事の要点をまとめます(すべて2026年7月時点で公式サイトを確認した内容です)。
- 送金手数料は三菱UFJダイレクト3,000円(他行あて)/店頭窓口7,000円
- 円為替取扱手数料は送金金額の0.050%(最低2,500円)
- 関係銀行手数料を送金人が負担する場合は3,000円
- 組戻・内容変更はいずれも4,000円
- 限度額は1回300万円・1日300万円・1か月500万円(いずれも相当額)
- 取扱通貨は円を含む12通貨。現金での送金は不可
- 所要日数は店頭窓口で受付から送金実行まで3営業日程度、ダイレクトは翌営業日か翌々営業日に実行
- ダイレクトの利用開始には郵送を含む事前申込が必要で、2週間ほどかかる
手数料は改定されることがあります。送金の前には、必ず三菱UFJ銀行の外為手数料ページで最新の金額を確認してください。


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