【徹底解説】みずほ銀行の海外送金(外国送金)手数料や為替レートなどを総合評価
2023-04-28
みずほ銀行は円貨・外貨建て送金や窓口手続きができる海外送金事業者であり、利用する方も多いかと思います。
そこで本記事では、みずほ銀行の海外送金(外国送金)サービスを徹底解説します。
※2023年4月時点の情報にもとづき解説しています。
目次
みずほ銀行とは?
みずほ銀行は、東京都千代田区に本店を置くみずほフィナンシャルグループ(MHFG)傘下の都市銀行です。
あらゆる金融サービスのなかに海外送金業務も含まれており、窓口から送金手続きを行うことができます。
【サービス内容】みずほ銀行の海外送金
手数料・為替レート
手数料一覧は下記です。(みずほ銀行に限らず海外送金時には5種類の手数料が発生します)
手数料の詳細を知りたい方は海外送金の手数料をわかりやすく解説をご覧ください。
送金手数料は8,500円、中継銀行手数料は2,500円です。
また為替レートは約1%以上であるため、相場からみた手数料は比較的割高であることがわかります。
限度額
送金限度額は記載されていません。
着金までの時間
着金までは7営業日ほどです。
取扱通貨・送金受取可能国
取扱通貨は13通貨、送金受取可能国は約200カ国以上です。
また円貨建て送金と外貨建て送金の両方に対応しています。
送金方法
送金方法は窓口又はウエブダイレクト(アプリのみ)から送金手続きが可能です。
安全性
みずほ銀行は独自でネット犯罪「フィッシング詐欺」対策、不正アクセス対策、不正取引対策、ウイルス対策等を行っており、安心して利用できる海外送金事業者かと思います。
参考:セキュリティの取り組み
言語対応
みずほ銀行の対応言語は日本語のみです。
問い合わせ方法
問い合わせ方法は電話、チャットの2つです。
みずほインフォメーションダイヤル
- 日本在住の方:0120–3242–86 (9 #)
- 海外からの電話などフリーダイヤルを利用できない方[通話料有料]:042–311–9210 (9 #)
電話の受付時間
- 平日: 9時00分~17時00分
- 土・日曜日: 9時00分~17時00分
1月1日〜3日、祝日・振替休日は利用できません。
【デメリット・メリット】みずほ銀行の海外送金
デメリット
みずほ銀行のデメリットは3つです。
1. 送金手数料が高い
みずほ銀行の送金手数料一律 8,500円は、他社と比較しても割高です。
割高である理由は、送金条件によっては送金手数料が無料になる海外送金事業者も存在するからです。
とくに少額送金の場合は、全体の送金額に占める手数料割合が大きくなり、受取金額に差が生まれます。
たとえば、送金金額50,000円の手数料内訳は下記です。
- 送金手数料:8,500円
- 中継銀行手数料:2,500円
合計手数料11,000円は、全体送金額(50,000円分)の約2割にあたり、実質的な送金金額は39,000円です。
同じ50,000円分の送金金額でも送金条件によっては、受取金額に大きく差が生まれることから送金手数料の高さがデメリットです。
2. オンライン(アプリ・ウエブサイト)送金ができない
みずほ銀行では窓口手続きをする必要があり、アプリやウェブサイトから海外送金を行うことができません。
3. 着金までに時間がかかる
最短数分の送金を実現する事業者も存在するため、着金までに7営業日ほどかかる点はデメリットです。
メリット
みずほ銀行のメリットは3つです。
1. 円貨・外貨建て送金ができる
みずほ銀行は円貨・外貨建て(13通貨)送金に対応しており、送金手段が多い点はメリットです。
2. 窓口手続きができる
オンライン手続きが苦手な方でも支店の窓口で送金手続きができます。
アカウントの乗っ取りや個人情報流出のリスクが少ない点はメリットです。
3. 送金受取可能国が多い
みずほ銀行の送金受取可能国数は約200カ国以上です。
さまざまな国や地域に送金できる点はメリットです。
【総合評価】みずほ銀行の海外送金サービス
弊社(BizforBetter)独自の評価基準にもとづき、みずほ銀行の海外送金サービスを総合評価しました。
送金先国数が豊富にあることやサポート体制が充実していることがわかりました。
ただし、送金手数料が割高である点や着金までに時間がかかる点などには留意しておく必要があります。
【おすすめしたい方】みずほ銀行の海外送金
みずほ銀行をおすすめしたい方の特徴は3つです。
1. 外貨建て送金したい方
みずほ銀行は外貨13通貨に対応しており、手持ちの米ドルや豪ドルのまま送金したい方におすすめです。
2. 対面手続きしたい方
オンライン手続きではなく、支店の窓口で対面手続きしたい方におすすめです。
3. 電話サポートを受けたい方
海外送金の困りごとを電話で問い合わせしたい方におすすめです。
弊社の海外送金シミュレーター比較(リアルタイム)
弊社が提供する海外送金シミュレーターは、現時点で手数料が最も安い海外送金事業者を把握できます。(詳しい使い方は「海外送金シミュレーター」の使い方をご覧ください。)
日本(円)→ アメリカ(米ドル)に100,000円送金したシミュレーター結果は下記です。※2023年4月27日時点
検索結果1位のRevolutは 747.8ドル、検索結果22位のみずほ銀行(窓口のみ)は 660.48 ドルです。
受取金額の差は87.32ドル=11,351円(為替レート1ドル 130円で計算)。
上記送金条件では、みずほ銀行の手数料は割高であることがわかります。
【送金手続き】みずほ銀行の海外送金
みずほ銀行から海外送金を行うには、窓口で申し込みと送金手続きを行う必要があります。
必要書類
- 通帳
- 届出印
- 運転免許証などの本人確認書類
- 給与明細などの取引の詳細を確認できる書類
- 受取人の英文情報
手続きの手順や必要書類の詳細は外国に送金したい(仕向送金)を確認してください。
また近くの支店を確認したい方は外国送金の受付を行う店舗、申込書の記載方法は外国送金依頼書記入例をご覧ください。
本記事のまとめ
みずほ銀行の海外送金サービスを解説しました。本記事をまとめます。
- 送金手数料は8,500円
- 送金限度額は記載なし
- 着金まで7営業日ほど
- 取扱通貨は13通貨、送金受取可能国は約200カ国以上
- 送金方法は窓口・アプリの2つ
- 対応言語は日本語のみ
- 問い合わせ方法は電話、チャットの2つ
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