【徹底解説】セブン銀行の海外送金手数料やアプリなどを総合評価
2023-05-06
セブン銀行はセブン銀行ATMから海外送金できることや中国・フィリピン向けの送金手数料の安さが魅力です。
本記事では、セブン銀行の海外送金サービスを徹底解説します。
※2023年5月時点の情報にもとづき解説しています。
目次
セブン銀行とは?
セブン銀行は大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」の傘下であり、海外送金以外にもローンサービスなどの幅広い金融サービスを提供しています。
【サービス内容】セブン銀行の海外送金
手数料・為替レート
手数料一覧は下記です。(セブン銀行に限らず海外送金には5種類の手数料があります)
手数料の詳細を知りたい方は海外送金の手数料をわかりやすく解説をご覧ください。
送金手数料は950〜6,500円です。
中国・フィリピン向けの送金は一律2,000円、その他の場合は送金額別に送金手数料が設定されています。
また為替手数料は4~5%と比較的高いレートであり、送金金額が大きいほど送金・為替手数料も大きくなっていくのが特徴です。
他にもセブン銀行ATMを利用する場合は、利用手数料(時間外の引き出し110円)や振込手数料(セブン銀行あて55円、他行あて165円)が発生します。
詳細は手数料一覧をご覧ください。
限度額
送金限度額は1回/1日/1カ月あたり100万円まで、1年あたり300万円までです。
着金までの時間
着金までは最短数分です。
取扱通貨・送金受取可能国
取扱通貨は22通貨以上、送金受取可能国は約200カ国です。
円貨建て送金は可能ですが、外貨建て送金には対応していません。
送金方法
送金方法はアプリ(フィリピンのみ)やウェブから行うことができます。
銀行振込以外に現金受取を選択することもできます。
安全性
セブン銀行は、個人情報の取り扱いに厳格な規定を設けているので、安心して利用できます。
参考:セブン銀行|海外送金サービスに伴う外国にある第三者への個人情報の提供について
言語対応
ウェブサイトが9言語、アプリが8言語、コールセンターが1言語に対応しています。
問い合わせ方法
問い合わせ方法は電話、メール、チャットの3つです。
【デメリット・メリット】セブン銀行の海外送金
デメリット
セブン銀行のデメリットは3つです。
1. 為替手数料が高い
為替手数料が約1%未満の海外送金事業者と比較すると、セブン銀行の4~5%の高さはデメリットになります。
2. 高額送金時の送金手数料が高い
セブン銀行は高額送金時の送金手数料が高くなります。
たとえば、アメリカなどへ10万円以上送金した場合の送金手数料は下記です。
- 100,001円~250,000円の送金:3,000円
- 250,001円~500,000円の送金:5,000円
- 500,001円~1,000,000円の送金:6,500円
送金額に比例して送金手数料が高くなっていく点はデメリットです。
3. 外貨建て送金不可
外貨建て送金には対応しておらず、「円→外貨」、「円→円」の送金パターンしか行うことができません。
メリット
セブン銀行のメリットは3つです。
1. 中国・フィリピン向けの送金手数料が安い
セブン銀行ATMとインターネットバンキングから中国・フィリピンに送金した場合は、送金手数料が一律2,000円です。
比較的少ないコストで海外送金できる点はメリットです。
2. 現金受取できる
受取人は銀行振込だけではなく現金受取を選択することもできます。
3. セブン銀行ATMから送金できる
全国26,000台に設置しているセブン銀行ATMから送金できる手軽さがメリットです。
【顧客評価】セブン銀行の海外送金サービス
アプリ評価
セブン銀行アプリの評価は下記です。
【総合評価】セブン銀行の海外送金サービス
弊社(BizforBetter)独自の評価基準にもとづき、セブン銀行の海外送金サービスを総合評価しました。
手数料・為替レートは比較的高めですが、他のサービスの質や顧客体験は高いことがわかりました。
【おすすめしたい方】セブン銀行の海外送金
セブン銀行をおすすめしたい方の特徴は3つです。
1. 中国・フィリピンに送金する方
中国・フィリピンに送金する頻度が多い方におすすめです。
送金手数料が一律2,000円なので、少ないコストで海外送金できます。
2. セブン銀行ATMから送金したい方
近隣のセブンイレブンなどに設置してあるセブン銀行ATMから送金したい方におすすめです。
3. 少額送金したい方
10,000円ほどの少額送金をしたい方におすすめです。
たとえば、アメリカなどに10,000円を送金する場合は、送金手数料990円と比較的少ないコストで送金できます。
弊社の海外送金シミュレーター比較(リアルタイム)
弊社が提供する海外送金シミュレーターは、現時点で手数料が最も安い海外送金事業者を把握できます。(詳しい使い方は「海外送金シミュレーター」の使い方をご覧ください。)
日本(円)→ フィリピン(PHP)に15,000円送金したシミュレーター結果は下記です。※2023年5月6日時点
検索結果1位のDCOMは5,986.0 PHP、検索結果12位のセブン銀行は5,593.87 PHPです。
受取金額の差は392.13 PHP = 956.79円(為替レート1 PHP 2.44円で計算)。
上記送金条件では、比較的セブン銀行の手数料は高いことがわかります。
\最短 5 秒で最安事業者がわかります/
✅初回無料
【手順】セブン銀行の海外送金
口座開設から海外送金申込完了まで3~4週間程度ほどかかります。
会員登録には以下2点が必要です。
- マイナンバー確認書類
- 本人確認書類
確認書類の詳細は、アプリから確認できます。
ここでは、「セブン銀行口座を持っていない方」に向けて口座開設手順と海外送金申込手順を解説します。
ステップ1. 口座開設
- App StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロード。
- 個人情報入力
- 本人確認書類の撮影・申込完了
- アプリの初回利用設定
- ダイレクトバンキングサービスの登録
キャッシュカードの受取までに1~2週間です。
詳細は口座開設のお手続きの流れをご覧ください。
ステップ2. 海外送金申込
- インターネットバンキングにログイン
- 個人情報入力
- 申込書類が自宅に郵送で到着
- 本人確認書類等と合わせて返送
契約完了まで約2週間です。
詳細はインターネットでお申込みをご覧ください。
本記事のまとめ
セブン銀行の海外送金サービスを解説しました。本記事をまとめます。
- 送金手数料は950~6,500円
- 送金限度額は1回/1日/1カ月あたり100万円まで、1年あたり300万円まで
- 着金まで最短数分
- 取扱通貨は22通貨以上、送金受取可能国は約200カ国
- 送金方法はアプリ(フィリピンのみ)とウェブ
- 対応言語はウェブサイトが9言語、アプリが8言語、コールセンターが1言語
- 問い合わせ方法は電話、メール、チャット
『海外送金シミュレーター』でお得な事業者を見つけよう!
お得な海外送金事業者は、その時々の自分の送金条件によって異なります。さらに、為替レートはリアルタイムで変動するため、お得な海外送金事業者もリアルタイムで変わっていきます。数十社以上ある海外送金事業者を同時に比較し、お得な海外送金事業者を特定することは、自分一人ではほぼ不可能です。
「自分にとって最もお得な海外送金事業者が知りたい!」という方は、「Money Saver 海外送金シミュレーター」がおすすめ!
海外送金シミュレーターは、約30社の為替レート、手数料、着金時間等をリアルタイムで比較することができます。もちろん、ご利用は無料です。
ぜひ、「Money Saver 海外送金シミュレーター」を使って、あなたにとってお得な海外送金事者を見つけてください。
※海外送金シミュレーターの活用方法はこちらの記事をご覧ください。