【徹底解説】PayPal(ペイパル)の海外送金手数料や限度額などを総合評価
2023-03-15
PayPal(ペイパル)はネットショッピング決済以外に海外送金の手段としても利用できます。
しかし、初めて利用する方には海外送金の具体的なサービス内容がわからないため、PayPal が理想的な海外送金業者であるかわかりません。
そこで本記事では、PayPal の海外送金サービスを徹底解説します。
※2023年3月時点の情報にもとづき解説しています。
目次
PayPal とは?
PayPal は3億人以上のシェアを誇り、利用できる店舗は世界に 2,400万以上あります。
【サービス内容】PayPal の海外送金
手数料・為替レート
手数料一覧は下記です。(PayPal に限らず海外送金には5種類の手数料があります)
手数料の詳細を知りたい方は海外送金の手数料をわかりやすく解説をご覧ください。
送金手数料は一律499円です。
為替手数料は、送金額が高くなるほど手数料割合が少なくなり、為替レートの影響が大きくなります。
限度額
PayPal の限度額は、1回あたり100万円までです。
限度額の詳細は、支払い限度額についてをご覧ください。
着金までの日数
着金までは通常3営業日、PayPal アカウント同士の送金は即時入金されます。
PayPal アカウントから銀行口座への出金は、約3営業日かかる場合があります。※日数は送金先国により異なる場合があります。
詳細はホームページをご覧ください。
取扱通貨・送金受取可能国
取扱通貨は22通貨、送金受取可能国は約200カ国です。
詳細は取引可能な通貨をご覧ください。
送金方法
送金方法はアプリとウェブの2つです。
Paypal 口座と銀行口座へ送金ができます。
安全性
PayPal では独自の不正防止モデルや業界最高水準のシステムを導入しており、安心・安全に海外送金ができます。
また万一のトラブル対策に「買い手保護制度」を導入しています。
参考:PayPal|安心だからこそ、ネットライフは楽しくなる。
言語対応
言語対応はウェブサイトが12言語、アプリが37言語、コールセンターが2言語に対応しています。
Paypal は豊富な言語に対応していますが、どの国で Paypal 口座を開設するかによりHP上などで利用できる言語が異なります。
たとえば、日本で PayPal 口座を開設した場合、HPの対応言語は日本語または英語になります。
問い合わせ方法
問い合わせ方法は電話、メール、チャットの3つです。
【デメリット・メリット】PayPal の海外送金
デメリット
PayPal のデメリットは3つです。
1. 為替手数料が高い
PayPal は外貨建て送金の為替手数料が割高です。
送金人負担の場合は4%、受取人負担の場合は3%発生するため、両替が発生する海外送金(円で送金し、外貨で受け取る)はあまりおすすめできません。
2. 送金トラブルが発生する可能性がある
TrustPilot 社のレビューによると、ショッピングなどの決済時に送金トラブルになる可能性があるようです。
個人間送金には該当しないようですが送金時の留意点になります。
3. 着金までに3営業日以上かかる
PayPal の着金までの日数は通常3営業日です。( Paypal アカウントから銀行口座への出金に必要な日数を含む)
最短10分で送金ができる資金移動業者よりも時間を要します。
メリット
PayPal のメリットは3つです。
1. 両替せずに外貨建て通貨を複数所持できる
PayPal では、外貨建て通貨を複数所持できます。
ただし、Paypal 口座の外貨を出金する際は、一度日本円への両替が必要になり両替手数料が発生します。
2. 口座開設が容易
PayPal は口座開設が容易であり、下記情報があれば登録できます。
PayPal 口座開設に必要な情報
- 携帯電話番号
- メールアドレス
3. ネット完結
PayPal はアプリやウェブで手続きを完結できます。
【顧客評価】PayPal の海外送金
サービス評価
TrustPilot 社が提供している「レビュープラットフォーム」の評価は下記です。
※2023年3月時点
評価が低い主な理由は、決済時の送金トラブルなどです。
アプリ評価
PayPal アプリの評価は下記です。
アプリ評価は高いことがわかりました。
【総合評価】PayPal の海外送金
弊社(BizforBetter)独自の評価基準にもとづき、PayPalの海外送金サービスを総合評価しました。
送金先国数や送金手数料、アプリ評価は他の海外送金事業者に引けを取らないサービス内容です。
反対に着金までに3営業日かかることや顧客評価は比較的低いことがわかりました。
【おすすめしたい方】PayPal の海外送金
PayPal をおすすめしたい方の特徴は3つです。
1. 外貨建て収益があり、日本国内では外貨を出金しない方
外貨建て収益があり日本国内で同外貨を出金しない方におすすめです。
PayPal では、両替をする際に為替手数料が3-4%発生します。
しかし、PayPal 口座に振り込まれた外貨のままネットショッピング等で使ったり、他人に送金したりした場合は、両替が必要ありません。
たとえば、第三者から$100を受け取り、その$100を他の通貨に両替せずに、ネットショッピングや送金などに活用する場合、実質499円の送金手数料しか発生しません。
このような理由から、手持ち外貨を日本国内では出金しない方におすすめです。
2. 手続きをスムーズに行いたい方
PayPal の強みは「かんたん」に海外送金ができる点です。
アプリやウェブから容易に手続きができます。
3. 時間を気にせず問い合わせをしたい方
チャットから24時間いつでも問い合わせができます。
日中は仕事などで連絡がとれない方にもおすすめです。
弊社の海外送金シミュレーター比較(リアルタイム)
弊社が提供する海外送金シミュレーターは、現時点で手数料が最も安い海外送金事業者を把握できます。(詳しい使い方は「海外送金シミュレーター」の使い方をご覧ください。)
実際に送金シミュレーションをしていきます。
日本(円)→アメリカ(米ドル)に100,000円送金した場合のシミュレーター結果は下記です。※2023年3月13日時点
検索結果1位の Revolut は 744.55 ドル、検索結果12位の PayPal は 709.78 ドルです。
受取金額の差は 34.77 ドル= 4,520 円(為替レート1ドル130円で計算)です。
送金先国や選択する資金移動業者などにより送金額に差があることがわかります。
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【手順】PayPalの海外送金
ステップ1. アカウント登録
PayPal アプリのアカウント登録手順は下記です。
はじめに、App Store または Google Play からアプリをダウンロードします。
「新規登録」をタップ。
携帯電話番号を入力し「次へ」をタップ。
受信したコードを入力。
メールアドレスとパスワードを入力し「次へ」をタップ。
国籍、姓名、生年月日を入力し「次へ」をタップ。
住所を入力しチェックを入れて「同意してアカウントを開設」をタップ。
ユーザー名を入力し「続行」をタップ。
プッシュ通知の設定をして次へ。
クレジットカードやデビットカードを登録する場合はカード番号を入力、登録しない場合は「スキップ」をタップ。
ホーム画面が表示されると登録完了です。
ステップ2. 送金手続き
PayPal アプリの送金手続きは下記です。
アプリにログインし、「支払い」をタップ。
送金先のメールアドレスを入力。
送金額を入力。
支払いタイプを選択。
送金内容を確認して、「今すぐ支払い」をタップすれば送金完了です。
本記事のまとめ
PayPal の海外送金サービスを解説しました。本記事をまとめます。
- 送金手数料は499円
- 為替手数料は送金人負担4%、または受取人負担3%
- 送金限度額は1回あたり100万円まで
- 着金まで通常3営業日
- 取扱通貨は22通貨
- 送金受取可能国は約200カ国
- 送金方法はアプリとウェブ
- 言語対応はウェブサイトが12言語、アプリが37言語、コールセンターが2言語
- 問い合わせ方法は電話、メール、チャット
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